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 Hitachi Application Server V10 ユーザーズガイドWindows®用)


4.6.8 Javaデバッガー用通信ポート番号を変更する

Javaデバッガー用通信ポート番号を変更するには、asadminユーティリティーコマンドのdelete-system-propertyサブコマンドで変更前のポート番号を削除してから、create-system-propertiesサブコマンドで変更後のポート番号を設定します。

前提条件

想定ユーザー

操作手順

  1. asadminユーティリティーコマンドのlist-system-propertiesサブコマンドを実行して、Javaデバッガー用通信ポート番号のシステムプロパティー(JAVA_DEBUGGER_PORT)の設定値を取得して、変更前のポート番号を確認します。

    asadmin list-system-properties サーバインスタンス名またはクラスター名
    • 1つのJava EEサーバを配置する構成の場合は、サーバインスタンス名を指定します。複数のJava EEサーバを配置するクラスター構成の場合は、クラスター名を指定します。

    コマンドの実行結果を次に示します。

    JAVA_DEBUGGER_PORT=29009
        :
    Command list-system-properties executed successfully.
    メモ

    システムプロパティー(JAVA_DEBUGGER_PORT)が設定されている場合には、手順2、および手順3を実行してください。設定されていない場合には、手順3を実行してください。

  2. asadminユーティリティーコマンドのdelete-system-propertyサブコマンドを実行して、システムプロパティーJAVA_DEBUGGER_PORTを削除します。

    asadmin delete-system-property --target サーバインスタンス名またはクラスター名 JAVA_DEBUGGER_PORT
    • 1つのJava EEサーバを配置する構成の場合は、--targetオプションにサーバインスタンス名を指定します。複数のJava EEサーバを配置するクラスター構成の場合は、--targetオプションにクラスター名を指定します。

    コマンドの実行結果を次に示します。

    Command delete-system-property executed successfully.
  3. asadminユーティリティーコマンドのcreate-system-propertiesサブコマンドを実行して、システムプロパティーJAVA_DEBUGGER_PORTに変更後のポート番号を設定します。

    asadmin create-system-properties --target サーバインスタンス名またはクラスター名 JAVA_DEBUGGER_PORT=変更後のポート番号
    • 1つのJava EEサーバを配置する構成の場合は、--targetオプションにサーバインスタンス名を指定します。複数のJava EEサーバを配置するクラスター構成の場合は、--targetオプションにクラスター名を指定します。

    コマンドの実行結果を次に示します。

    Command create-system-properties executed successfully.