uCosminexus DocumentBroker Version 3 システム導入・運用ガイド

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3.10.3 HiRDBのユーザ権限の設定

DocumentBrokerで使用するデータベースを定義する場合,HiRDBに対して接続する必要があります。したがって,データベースを作成するユーザに対して,CONNECT権限を付与してください。また,スキーマを定義する必要もあるので,スキーマ定義権限も付与してください。なお,ここでCONNECT権限やスキーマ定義権限を付与するユーザは,文書空間構成定義ウィンドウのデータベースタブの[ユーザ名]および[パスワード]で指定したユーザにしてください。文書空間構成定義ウィンドウのデータベースタブについては,「3.8.4(7) データベースタブでの設定」を参照してください。

HiRDBのユーザ権限は,定義系SQLのGRANT文を使用して与えます。CONNECT権限を与えるGRANT文の例を次に示します。

(例)
ユーザ(ユーザ名:USER01 パスワード:PASS01)にCONNECT権限を与えます。
<記述例>
 
GRANT CONNECT TO USER01 IDENTIFIED BY PASS01
 

HiRDBのユーザ権限の付与については,マニュアル「HiRDB システム運用ガイド」を参照してください。また,GRANT文の文法および詳細な注意事項などについては,マニュアル「HiRDB SQLリファレンス」を参照してください。