uCosminexus DocumentBroker Version 3 システム導入・運用ガイド

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1.4.2 DocumentBrokerのプロセスの関連

DocumentBrokerのコマンドを実行した場合のプロセスの関連と,[サービス]ダイアログで実行した場合のプロセスの関連についてそれぞれ説明します。

DocumentBrokerのコマンドを実行した場合

図1-18 基本プロセスの関連(DocumentBrokerのコマンドを実行した場合)

[図データ]
  1. DocumentBroker起動コマンド(EDMStart)の実行によって,起動プロセスが生成されます。
  2. 起動プロセスは,サービス起動制御プロセスを生成します。
  3. サービス起動制御プロセスは,サーバ監視プロセスを生成します。
  4. サーバ監視プロセスは,サービスプロセス監視プロセスを生成して,その状態を監視します。
  5. サービスプロセス監視プロセスは,サービスプロセスを生成して,その状態を監視します。
  6. サービスプロセスは,クライアントからの要求に対して,文書空間へのサービスを供給します。
  7. DocumentBroker終了コマンド(EDMStop)の実行によって,停止プロセスが生成されます。
  8. 停止プロセスは,サービス起動制御プロセスに対して終了要求をします。これによって,サービス起動制御プロセスは,サーバ監視プロセスに対して終了要求をします。

[サービス]ダイアログで実行した場合

図1-19 基本プロセスの関連([サービス]ダイアログで実行した場合)

[図データ]
  1. サービス[DocumentBroker Server]を開始することによって,サービス起動制御プロセスが生成されます。
  2. サービス起動制御プロセスは,サーバ監視プロセスを生成します。
  3. サーバ監視プロセスは,サービスプロセス監視プロセスを生成して,その状態を監視します。
  4. サービスプロセス監視プロセスは,サービスプロセスを生成して,その状態を監視します。
  5. サービスプロセスは,クライアントからの要求に対して,文書空間へのサービスを供給します。
  6. サービス[DocumentBroker Server]を停止することによって,サービス起動制御プロセスに対して終了要求をします。サービス起動制御プロセスは,終了時にサーバ監視プロセスに対して終了要求をします。