uCosminexus DocumentBroker Version 3 クラスライブラリ C++ 解説
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ここでは,CdbrReferentialContainerクラスの概要について説明します。
DocumentBrokerでは,コンテナを表すオブジェクトと文書を表すオブジェクトの関連づけによって,文書をまとめて管理できます。この関連づけをコンテインメント(Containment:包含関係)といいます。コンテインメントでは,ある二つのオブジェクトを想定して,一方を「包含するオブジェクト」,もう一方を「包含されるオブジェクト」として考えます。文書をフォルダに格納するようにしてまとめて管理する場合,包含するオブジェクトがコンテナ,包含されるオブジェクトが文書になります。
コンテナは,CdbrReferentialContainerクラスのオブジェクトとして作成します。CdbrReferentialContainerクラスは,コンテナを作成,操作したり,包含するオブジェクトとの関連づけを設定したりするための機能を提供しています。
CdbrReferentialContainerクラスを基に作成したオブジェクトは,次の機能を持ちます。
なお,これらの機能は,CdbrConfiguratedReferentialContainerクラスおよびCdbrVersionTraceableContainerクラスから作成したオブジェクトでも使用できます。
CdbrReferentialContainerクラスを構成するDMAオブジェクトの種類を次に示します。
DMAオブジェクトについての詳細は,「付録A DMAオブジェクトの概要」を参照してください。
CdbrReferentialContainerクラスのオブジェクトとDMAオブジェクトの関係について次の図に示します。
図3-38 CdbrReferentialContainerクラスのオブジェクトとDMAオブジェクトの関係
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