7.3.5 stop
指定した論理サーバ,J2EEアプリケーションまたはJ2EEリソースを停止します。
サブコマンドstopに指定できる引数を次に示します。
- (凡例)
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○:指定できます。
−:指定できません。
- 注※
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<displayName>は,J2EEアプリケーションまたはJ2EEリソースまたはJavaBeansリソースの表示名(displayName)を示します。
stopでは,次の4種類の操作を実行できます。
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引数に"allServers"を指定して,運用管理ドメインに定義されたすべての論理サーバを停止します。
運用管理ドメインに定義された論理サーバを,定義された起動順序の逆順で停止します。
起動順序については,マニュアル「アプリケーションサーバ リファレンス 定義編(サーバ定義)」の「4.9.1 論理サーバ共通で指定できるパラメタ」またはマニュアル「アプリケーションサーバ 運用管理ポータル操作ガイド」の「11.3.5 運用管理ドメイン全体の論理サーバの起動順序の設定」を参照してください。
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引数に"server"を,"-k"オプションに"host"と"-t"オプションにホスト名を指定して,ホストに定義されたすべての論理サーバを停止します。
ホストに定義された論理サーバを,定義された起動順序の逆順で停止します。
起動順序については,マニュアル「アプリケーションサーバ リファレンス 定義編(サーバ定義)」の「4.9.1 論理サーバ共通で指定できるパラメタ」またはマニュアル「アプリケーションサーバ 運用管理ポータル操作ガイド」の「11.3.5 運用管理ドメイン全体の論理サーバの起動順序の設定」を参照してください。
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引数に"server"を,"-k"オプションに"logicalServer"を,"-t"オプションに論理サーバ名,J2EEサーバクラスタ名またはWebサーバクラスタ名を指定して,指定された論理サーバまたはクラスタのすべての論理サーバを停止します。
"-k"オプションを省略した場合,または上記以外の値を指定した場合は,"logicalServer"が設定されます。
一つ目の引数に"server"が指定された場合,二つ目の引数に"graceful"を指定できます。"graceful"を指定すると,"-t"オプションで指定された論理サーバがWebサーバまたはWebサーバクラスタの場合,論理サーバを計画停止します。
計画停止とは,現在受け付けているすべてのリクエストの処理終了を待って論理サーバを停止させることです。"-t"オプションで指定された論理サーバがWebサーバおよびWebサーバクラスタ以外の場合,または"-t"オプションにホスト名を指定したときは,引数"graceful"は無視されます。また,引数"graceful"では":<waitTime>"を指定して停止までの待ち時間を指定できます。"<waitTime>"には,60〜1800(単位:秒)の値を指定します。指定した待ち時間の間にリクエストが終了しなかった場合,論理サーバを強制停止します。":<waitTime>"を省略した場合は,「論理サーバの起動/停止」で設定した「停止監視時間」が設定されます。
「論理サーバの起動/停止」の設定については,マニュアル「アプリケーションサーバ リファレンス 定義編(サーバ定義)」の「4.9.1 論理サーバ共通で指定できるパラメタ」またはマニュアル「アプリケーションサーバ 運用管理ポータル操作ガイド」の「11. 論理サーバの起動/停止」を参照してください。
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引数にstopサブコマンドに対する引数を二つ指定して,指定されたJ2EEアプリケーション/J2EEリソースアダプタ/JavaBeansリソースを停止します。
一つ目の引数に"app"/"resAdapter"/"resJavaBeans"が指定された場合,"-t"オプションで指定されたJ2EEサーバで,二つ目の引数で指定された表示名(displayname)の開始しているJ2EEアプリケーション/リソースアダプタ/JavaBeansリソースを停止します。J2EEサーバクラスタの場合はメンバとなるJ2EEサーバに操作を展開します。
"-t"オプションにJ2EEサーバ(J2EEサーバクラスタのメンバも含む)またはJ2EEサーバクラスタ以外の論理サーバが指定された場合は,エラーになります。
また,"-t"オプションにホスト名は指定できません。
一つ目の引数に"app"が指定された場合,三つ目の引数に"force"を指定できます。
引数"force"が指定された場合,J2EEアプリケーションがリクエスト処理の実行中であっても,その終了を待たないでJ2EEアプリケーションを強制停止します。JDK21以降の場合,J2EEアプリケーションを強制停止しないで停止処理を継続します。
- 注意事項
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start/stopサブコマンドを実行した直後に,同一論理サーバに対して同様の処理を実行する場合には,まず-sオプションを指定してstart/stopを実行し,その処理の完了を待ってから次のコマンドを実行してください。
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listサブコマンドで取得されるステータスは,start,stopなどの他のサブコマンドの処理の実行状態に関係なく,呼び出し時点での情報を返します。そのため,startコマンドによる起動処理が完了する前に"working"のステータスを返したり,stopコマンドによる停止処理が完了する前に"stopped"のステータスを返したりすることがあります。
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停止対象の論理サーバのうち,異常停止ステータスの論理サーバは停止済みとし,該当論理サーバを停止処理のリトライ対象としません。09-70以前では,異常停止ステータスの論理サーバに対して停止処理のリトライを行います。そのため,異常停止ステータスの論理サーバに対して停止処理を行うと,最大監視時間(-lオプションの値(デフォルトは60秒))によるタイムアウトまで待ち,戻り値1で終了します。
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論理J2EEサーバの接続するCTMに設定している論理CTMサーバを停止する場合,論理J2EEサーバを先に停止し,論理J2EEサーバの停止処理が完了したことを確認してから論理CTMサーバを停止してください。論理J2EEサーバの停止処理が完了していない状態で論理CTMサーバを停止したとき,論理CTMサーバの停止に失敗することがあります。論理J2EEサーバの停止処理が完了したことはJ2EEサーバのプロセス(cjstartsv)の停止で確認してください。
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複数の論理サーバを操作するとき,一部の論理サーバで停止が失敗しても,停止順序がそのあとの論理サーバを停止します。一部の論理サーバで停止が失敗した場合でも,mngsvrutilコマンドの実行が終了した場合,戻り値0で正常終了します。
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