4.8.1 その他の機能を使用するには
その他の機能を使用したシステムを構築する場合,まず,使用する機能に合わせて必要な論理サーバを検討してシステム構成を決定します。使用する機能を決定する際には,次に示す機能解説のマニュアルを参照してください。
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マニュアル「アプリケーションサーバ 機能解説 拡張編」
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マニュアル「アプリケーションサーバ 機能解説 セキュリティ管理機能編」
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マニュアル「アプリケーションサーバ 機能解説 運用/監視/連携編」
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マニュアル「アプリケーションサーバ 機能解説 保守/移行編」
次に,使用する機能に合わせて各論理サーバの環境を設定してシステムを構築します。デフォルトの設定で有効な機能と無効な機能がありますので,必要に応じて論理サーバの環境設定を変更してください。
その他の機能を使用したシステムの構築時に実施する作業と作業の要否を,利用する構築ツールごとに次の表に示します。
|
その他の機能を使用したシステムの構築時に実施する作業 |
作業の要否 |
作業の実施条件 |
参照先マニュアル |
参照個所 |
|---|---|---|---|---|
|
システム設計の準備 |
○ |
必ず実施 |
設計 |
|
|
システム構成の検討 |
○ |
必ず実施 |
||
|
使用するリソースの見積もり |
○ |
必ず実施 |
||
|
データベースの準備 |
△ |
データベースに接続する場合 |
このマニュアル |
|
|
データベースの環境の設定(Oracleの設定) |
△ |
データベース(Oracle)に接続する場合 |
||
|
Component Container管理者の設定(UNIXの場合) |
△ |
OSがUNIXの場合で一般ユーザに操作権限を与えるとき |
||
|
Application Serverのインストール |
○ |
必ず実施(OSがWindowsの場合) |
||
|
必ず実施(OSがAIXの場合) |
||||
|
必ず実施(OSがLinuxの場合) |
||||
|
データベースに接続するための製品のインストール |
△ |
データベースに接続する場合 |
||
|
アプリケーションサーバでサポートしているシンボリックリンク(UNIXの場合) |
△ |
OSがUNIXの場合 |
||
|
データベース接続環境の設定 |
△ |
データベース(HiRDB)に接続する場合 |
||
|
データベース(Oracle)に接続する場合 |
||||
|
データベース(SQL Server)に接続する場合 |
||||
|
データベース(MySQL)に接続する場合 |
||||
|
データベース(PostgreSQL)に接続する場合 |
||||
|
システムの環境変数の設定 |
○ |
必ず実施 |
||
|
論理サーバの環境変数の設定 |
△ |
インストール時の環境変数を変更する場合 |
||
|
運用管理機能の構築 |
○ |
必ず実施 |
運用管理ポータル |
|
|
運用管理エージェントの起動 |
○ |
必ず実施 |
||
|
Management Serverの起動 |
○ |
必ず実施 |
||
|
システム環境の設定 |
○ |
必ず実施 |
||
|
システム環境のセットアップ |
○ |
必ず実施 |
||
|
システムの起動(論理サーバの起動) |
○ |
必ず実施 |
||
|
リソースアダプタの設定 |
△ |
リソースアダプタ(DB Connector)によるリソース接続をする場合 |
||
|
リソースアダプタ(DB Connector以外)によるリソース接続をする場合 |
||||
|
リソースアダプタの開始 |
△ |
リソースアダプタによるリソース接続をする場合 |
||
|
業務アプリケーションの設定と開始 |
△ |
オンライン業務(J2EEアプリケーション)を実行する場合 |
- (凡例)
-
設計:マニュアル「アプリケーションサーバ システム設計ガイド」を示します。
運用管理ポータル:マニュアル「アプリケーションサーバ 運用管理ポータル操作ガイド」を示します。
○:必ず実施する作業です。
△:作業の実施条件を満たす場合に実施する作業です。
|
その他の機能を使用したシステムの構築時に実施する作業 |
作業の要否 |
作業の実施条件 |
参照先マニュアル |
参照個所 |
|---|---|---|---|---|
|
システム設計の準備 |
○ |
必ず実施 |
設計 |
|
|
システム構成の検討 |
○ |
必ず実施 |
||
|
使用するリソースの見積もり |
○ |
必ず実施 |
||
|
データベースの準備 |
△ |
データベースに接続する場合 |
このマニュアル |
|
|
データベースの環境の設定(Oracleの設定) |
△ |
データベース(Oracle)に接続する場合 |
||
|
Component Container管理者の設定(UNIXの場合) |
△ |
OSがUNIXの場合で一般ユーザに操作権限を与えるとき |
||
|
Application Serverのインストール |
○ |
必ず実施(OSがWindowsの場合) |
||
|
必ず実施(OSがAIXの場合) |
||||
|
必ず実施(OSがLinuxの場合) |
||||
|
データベースに接続するための製品のインストール |
△ |
データベースに接続する場合 |
||
|
アプリケーションサーバでサポートしているシンボリックリンク(UNIXの場合) |
△ |
OSがUNIXの場合 |
||
|
データベース接続環境の設定 |
△ |
データベース(HiRDB)に接続する場合 |
||
|
データベース(Oracle)に接続する場合 |
||||
|
データベース(SQL Server)に接続する場合 |
||||
|
データベース(MySQL)に接続する場合 |
||||
|
データベース(PostgreSQL)に接続する場合 |
||||
|
システムの環境変数の設定 |
○ |
必ず実施 |
||
|
論理サーバの環境変数の設定 |
△ |
インストール時の環境変数を変更する場合 |
||
|
運用管理機能の構築 |
○ |
必ず実施 |
||
|
運用管理エージェントの起動 |
○ |
必ず実施 |
||
|
Management Serverの起動 |
○ |
必ず実施 |
||
|
システム環境の設定(簡易構築定義ファイルの設定) |
○ |
必ず実施 |
||
|
システム環境の構築(セットアップ) |
○ |
必ず実施 |
||
|
システムの起動 |
○ |
必ず実施 |
||
|
リソースアダプタの設定 |
△ |
リソースアダプタ(DB Connector)によるリソース接続をする場合 |
||
|
リソースアダプタ(DB Connector以外)によるリソース接続をする場合 |
||||
|
リソースアダプタの開始 |
△ |
リソースアダプタによるリソース接続をする場合 |
||
|
業務アプリケーションの設定と開始 |
△ |
オンライン業務(J2EEアプリケーション)を実行する場合 |
- (凡例)
-
設計:マニュアル「アプリケーションサーバ システム設計ガイド」を示します。
○:必ず実施する作業です。
△:作業の実施条件を満たす場合に実施する作業です。
注※ 次の機能を使用するシステムを構築する場合に参照してください。
-
CTMを使用したスケジューリング機能
-
NIO HTTPサーバ機能(Webサーバ連携を行わない場合)