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Cosminexus V11 アプリケーションサーバ システム構築・運用ガイド


4.1.9 データベース接続環境を設定する(MySQLの設定)

J2EEサーバ上のJ2EEアプリケーションからデータベースへ接続するためには,リソースアダプタとしてDB Connectorを使用します。また,DB Connectorを使用してデータベースに接続するためには,データベースに対応するJDBCドライバが必要です。

ここでは,DB Connectorを使用してMySQLに接続する際に必要なデータベース接続環境の設定について説明します。JDBCドライバはMySQL Connector/Jを使用します。この設定は,J2EEサーバを配置するホストで実施します。

なお,データベースを設定するときの注意事項については,「4.1.11 データベースを設定するときの注意事項」を参照してください。

〈この項の構成〉

(1) MySQL Connector/Jの準備

アプリケーションサーバがサポートするバージョンのMySQL Connector/JのJARファイルを入手して,J2EEサーバのクラスパスに指定してください。JARファイルの入手方法とクラスパスの指定方法について説明します。

  1. アプリケーションサーバがサポートするバージョン番号のMySQL Connector/Jをダウンロードします。

  2. J2EEサーバを動作させるマシンに,ダウンロードしたMySQL Connector/Jを配置します。

  3. 簡易構築定義ファイルに,MySQL Connector/JのJARファイルのパスを指定します。

    簡易構築定義ファイルを作成するときに,物理ティアの定義(<tier>タグの定義)のJ2EEサーバの定義で,<configuration>タグに次の設定を追加してください。

    <param-name>タグの指定値

    <param-value>タグの指定値

    add.class.path

    <JARファイルのクラスパス>

    簡易構築定義ファイルの作成については,「4.1.22 簡易構築定義ファイルを設定する」を参照してください。

    設定内容の詳細については,マニュアル「アプリケーションサーバ リファレンス 定義編(サーバ定義)」の「4.3 簡易構築定義ファイル」を参照してください。

  4. J2EEサーバに,MySQL Connector/J用のDB Connectorをインポートします。

    DB Connectorのインポートについては,「4.1.28 DB Connectorを設定する(CUI利用時)」を参照してください。