cscrepupdate(リポジトリのアップデート)
形式
cscrepupdate [-h] -user <ログインユーザID> -pass <ログインパスワード> -inputfile <アップデート前のZIPファイル名> -outputfile <アップデート後のZIPファイル名>
機能
旧バージョンで作成されたリポジトリを対象に,インストールされているバージョンで使用できるリポジトリへアップデートします。リポジトリのアップデート処理が必要ない場合は,何も出力されません。
ログインユーザIDなどの必須オプションは,HCSC-Managerコマンド共通定義ファイルにデフォルト値を設定することで,このコマンドでの指定を省略できます。
このコマンドの使用方法については,マニュアル「サービスプラットフォーム システム構築・運用ガイド」の「付録H.2 新規にインストールして運用環境のリポジトリを移行する手順」のリポジトリのアップデートに関する説明を参照してください。
引数
-h
コマンドの使用方法が表示されます。このオプションを指定している場合は,ほかのオプションを指定しても無視されます。
-user <ログインユーザID> 〜<半角英数字およびアンダーバー(_)> ((1−16文字))
HCSC-Managerログイン時に使用するユーザIDを指定します。
-pass <ログインパスワード> 〜<半角英数字およびアンダーバー(_)> ((1−16文字))
HCSC-Managerログイン時に使用するパスワードを指定します。
-inputfile <アップデート前のZIPファイル名> 〜((1−200バイト))
アップデート前の古いバージョンのリポジトリZIPファイルを絶対パスまたは相対パスで指定します。
指定したファイルが存在しない場合は,エラーになります。
-outputfile <アップデート後のZIPファイル名> 〜((1−200バイト))
アップデート後の新しいバージョンのリポジトリZIPファイルの出力先を絶対パスまたは相対パスで指定します。指定したファイルの拡張子を「.zip」にしなかった場合は,「.zip」が付加されます。-inputfileオプションと同じZIPファイルは指定できません。
指定したファイルがすでに存在する場合は上書きされます。また,次の場合はエラーになります。
-
指定したファイルのディレクトリが存在しない場合
-
ファイル以外を指定した場合
入力例
- repository_old.zipの内容をアップデートし,カレントディレクトリにrepozitory_new.zipとして出力する場合
cscrepupdate -user admin -pass admin -inputfile repository_old.zip -outputfile repozitory_new.zip
戻り値
戻り値 |
意味 |
---|---|
0 |
正常終了しました。 |
1 |
コマンドが異常終了しました。 |
3 |
排他エラーが発生しました。 |
9 |
実行権限のチェックエラーが発生しました。 |
注意事項
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このコマンドでアップデートできるのは08-00以降のリポジトリです。07-60以前のリポジトリをアップデートしたい場合は,開発環境でインポートを実行してリポジトリをアップデートしてください。
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コマンドを実行する前に,次に示すディレクトリのあるドライブに対し,リポジトリのディスク使用量の2倍以上の空き容量があることを確認してください。
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サービスプラットフォームのインストールディレクトリ
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CSCMNG_HOME環境変数に設定したディレクトリ
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