5.10.2 独自定義ファイルの設定方法
独自定義ファイルの設定方法の種類と,それぞれの変更・削除方法を次の表に示します。複数の設定方法で同類の独自定義ファイルが設定された場合は,列「優先度」がより高い設定方法のファイルが優先されます。
優先度 |
設定方法 |
設定方法の詳細 |
変更・削除方法 |
---|---|---|---|
高 |
実行環境の独自定義ファイル設定機能で設定 |
所定のディレクトリに独自定義ファイルを配置します。配置したファイルは,デプロイ時または起動時に読み込まれます。 設定方法については,「5.10.3 実行環境の独自定義ファイル設定機能を使用した独自定義ファイルの定義手順」を参照してください。 |
所定のディレクトリの独自定義ファイルを変更・削除することで反映されます。※ |
低 |
開発環境の画面で設定 |
次に示す画面で独自定義ファイルを設定します。
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左記画面で変更・削除します。 |
実行環境では独自定義ファイルに関して,独自定義ファイル設定機能と,コマンド(csccmctlコマンドまたはcsccompoconfigコマンド)が使用できます。これらの差異を次の表に示します。どちらを利用するかはこの表を参考にしてください。
項目 |
実行環境の独自定義ファイル設定機能 |
csccmctlコマンドまたはcsccompoconfigコマンド |
---|---|---|
独自定義ファイルが正常に配置・設定されたことを確認する方法 |
次のどちらかのメッセージが出力されれば,コンポーネント配備または起動時に実行環境に配置した独自定義ファイルが読み込まれていることを確認できます。
|
csccmctlコマンドまたはcsccompoconfigコマンドに-operation getオプションを指定して実行すれば,正しく設定されたか確認できます。 |
エクスポートしたリポジトリの内容に関する注意点 |
実行環境への独自定義ファイルの配置後にエクスポートしたリポジトリには,実行環境に配置した独自定義ファイルは含まれません。 |
独自定義ファイルの設定後にエクスポートしたリポジトリには,独自定義ファイルの設定内容は反映されません。 |
運用時の注意点 |
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