6.5.1 サービス定義XMLファイルのエクスポート手順
エクスポートの手順を次に示します。エクスポート先のディレクトリは,事前にユーザが用意する必要があります。ディレクトリ名は任意です。
エクスポート先のディレクトリの詳細については,「6.5.4 サービス定義がエクスポートされる出力ディレクトリの構成」を参照してください。
- 注意事項
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gRPC受付,またはgRPCアダプタに対してサービス定義のエクスポートを実行する場合は,エクスポートの前に,gRPCライブラリ(OSS)のインストールとprotocコマンドの取得を実施してください。gRPCライブラリ(OSS)のインストールとprotocコマンドの取得についての詳細は,マニュアル「サービスプラットフォーム 解説」の「2.13.1 gRPCプロトコルを利用したシステム」を参照してください。
エクスポートの手順を次に示します。
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ツリービューのサービス定義一覧を右クリックして[サービス定義のエクスポート]を選択します。
サービス定義のエクスポートウィザード(サービス選択ページ)が表示されます。
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エクスポートするHCSCコンポーネントのチェックボックスをチェックし,エクスポート先のディレクトリを入力または選択します。
「フィルタ入力」にキーワードを入力すると,表示されるサービスをフィルタリングできます。
また,表示されたサービスのチェックボックスをすべてチェックするには[表示中をすべて選択]ボタンをクリックします。逆に,すべてのチェックを解除するには[表示中をすべて解除]ボタンをクリックします。
表示されたサービスの中から公開済みのサービスだけ選択したい場合は[表示中の公開サービスのみ選択]ボタンをクリックしてください。
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次のどちらかの操作をします。
- 動作オプションを変更しないでエクスポートする場合
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[終了]ボタンをクリックします。
選択したすべてのHCSCコンポーネントのエクスポートが開始されます。動作オプションはデフォルト値,または前回選択した値が適用されます。
- 動作オプションを変更したい場合
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[次へ]ボタンをクリックします。サービス定義のエクスポートウィザード(オプションページ)が表示されます。次の手順に進んでください。
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必要に応じて動作オプションを変更します。
動作オプションの項目と,変更できる内容を次に示します。なお,オプションは前回選択した値が保存されています。
それぞれのオプションの動作や,どの場合にどのオプションを利用するかについては,「6.5.2 マッピング定義のエクスポート形式」および「6.5.3 ビジネスプロセスの描画情報ファイルの出力有無」を参照してください。
- マッピング定義のエクスポート形式
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データ変換ファイルの出力形式を選択します。
・マッピング定義ファイル
マッピング定義ファイル(.mdo)だけを出力します。
・表形式XMLファイル
表形式XMLファイル(.xml)だけを出力します。
・マッピング定義ファイルと表形式XMLファイル
マッピング定義ファイル(.mdo)と表形式XMLファイル(.xml)の両方を出力します。
- ビジネスプロセスの描画情報ファイル
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ビジネスプロセスの描画情報ファイルをエクスポートするかどうか選択します。
・エクスポートする
・エクスポートしない
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[終了]ボタンをクリックします。
選択したすべてのHCSCコンポーネントのエクスポートが実行されます。
エクスポートが正常終了した場合は,処理完了を伝えるダイアログが表示されます。
異常終了を示すダイアログが表示された場合は,コンソールビューを確認してください。コンソールビューにエラーメッセージが表示されているHCSCコンポーネントについては,エクスポートは実行されていません。コンソールビューのメッセージの内容に従いエラー原因を取り除いてから,再度エクスポートを実行してください。
エクスポート処理が正常に完了したHCSCコンポーネントについては,メッセージは何も表示されません。