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Cosminexus V11 BPM/ESB基盤 サービスプラットフォーム 解説


3.6.4 スケジュール駆動受付のタイマ監視

スケジュール駆動受付コンフィグファイルの「urecp-scd.request-timeout」の設定に従って,ビジネスプロセスに要求電文を渡してから,ビジネスプロセスの応答が返ってくるまでの処理時間を監視します。デフォルトでは,タイマ監視を行いません。

監視時間が経過しても応答が返ってこない場合は,メッセージを出力します。メッセージ出力後は,ビジネスプロセスの処理が完了してから,ビジネスプロセスの応答をスケジュール駆動受付に返却します。

タイマ監視で使われるスレッドのうち,スケジュール駆動受付の起動時に生成して常駐させるスレッドの数は,スケジュール駆動受付コンフィグファイルの「urecp-scd.resident-thread.count」で設定できます。

タイマ監視に使われるスレッドの最大数は,スケジュール駆動受付定義ファイルの「urecp-scd.task.processing-max.parallel.count」で設定します。