21.2 メッセージの記述形式(コマンド・プログラムについてのメッセージの場合)
この章でのコマンド・プログラムについてのメッセージの記述形式を次に示します。
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メッセージテキスト
メッセージの説明文
エラーレベル:エラーログに出力するエラーのレベル
(S)システムの処理
(O)ユーザの処置
なお,「エラーレベル」,「(O)」はメッセージによって記述しないものもあります。
次に,各項目について説明します。
- メッセージテキスト
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メッセージは,時刻,エラーレベルとそれに続くメッセージテキストで構成されているものと,メッセージテキストだけで構成されているものがあります。形式を次に示します。
- 形式1
[時刻] [エラーレベル] メッセージテキスト
- 形式2
メッセージテキスト
メッセージテキストの説明で「詳細情報」と記載している部分には,「(エラーコード)エラー文字列」などが出力されます。
- メッセージの説明文
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メッセージが通知された要因など,メッセージに対する補足説明を示します。
- エラーレベル
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LogLevelディレクティブで指定したエラーレベルが表示されます。
出力されるエラーレベルは次のとおりです。
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emergレベル
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alertレベル
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critレベル
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errorレベル
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warnレベル
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noticeレベル
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infoレベル
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レベルなし
「レベルなし」のメッセージは,レベル設定のないメッセージで,メッセージテキストだけ出力されます。
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- (S)
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システムがメッセージを出力したあとにする主な処理を示します。
- (O)
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メッセージが出力されたときに,ユーザが実施する処置を示します。