21.1 メッセージの記述形式(AHで始まるメッセージおよびKHで始まるメッセージの場合)
この章でのAHで始まるメッセージ,およびKHで始まるメッセージの記述形式を次に示します。
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XXnnnnn
メッセージテキスト
可変値に関する説明
エラーレベル:エラーログに出力するエラーのレベル
- 説明
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メッセージテキストに対する補足説明
- 対処
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ユーザが実施する対処
なお,「可変値に関する説明」,「対処」はメッセージによって記述しないものもあります。
次に,各項目について説明します。
- XXnnnnn
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メッセージIDを表します。
- nnnnn
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メッセージを出力したプログラムで管理するメッセージ番号を表します。それぞれのメッセージには5けたの固有の番号が付いています。
- メッセージテキスト
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Webサーバで出力されるメッセージテキストを示します。
なお,メッセージテキスト中の可変値(メッセージが出力される状況によって変わる値)は,「xx....xx」(xxは英小文字)の形式で示します。
- 可変値に関する説明
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メッセージテキスト中の可変値に表示される情報を「xx....xx:表示される情報」(xxは英小文字)の形式で示します。可変値に関する説明の記述例を次に示します。
- (例)
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aa....aa:ファイル名
bb....bb:アプリケーション名
- エラーレベル
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LogLevelディレクティブで指定したエラーレベルが表示されます。
出力されるエラーレベルは次のとおりです。
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emergレベル
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alertレベル
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critレベル
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errorレベル
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warnレベル
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noticeレベル
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infoレベル
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レベルなし
「レベルなし」のメッセージは,レベル設定のないメッセージで,メッセージテキストだけ出力されます。
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- 説明
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メッセージが通知された要因やメッセージを出力した構成ソフトウェアの動作など,メッセージに対する補足説明を示します。
- 対処
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ユーザが実施する対処を表します。