38.5.1 サービスクラスを生成する
cjwsimportコマンドを実行すると,サービスクラスなどWebサービスクライアントの開発に必要なJavaソースが生成されます。cjwsimportコマンドについては,「14.1.1 cjwsimportコマンド」を参照してください。
cjwsimportコマンドの実行例を次に示します。
> cd c:\temp\jaxws\works\addressing\client\ > mkdir src\ > mkdir classes\ > "%COSMINEXUS_HOME%\jaxws\bin\cjwsimport.bat" -s src -d classes http://webhost:8085/addressing_dynamic_generate/AddNumbersImplService?wsdl
cjwsimportコマンドが正常に終了すると,c:\temp\jaxws\works\addressing\client\src\com\sample\ディレクトリにJavaソースが生成されます。
生成物の一覧を次の表に示します。
ファイル名 |
説明 |
---|---|
Add.java |
WSDL定義の「オペレーション」の要求メッセージのwrapper要素が参照する型に対応するJavaBeanクラスです。 |
AddResponse.java |
WSDL定義の「オペレーション」の応答メッセージのwrapper要素が参照する型に対応するJavaBeanクラスです。 |
Add2.java |
WSDL定義の「オペレーション」の要求メッセージのwrapper要素が参照する型に対応するJavaBeanクラスです。 |
Add2Response.java |
WSDL定義の「オペレーション」の応答メッセージのwrapper要素が参照する型に対応するJavaBeanクラスです。 |
Add3.java |
WSDL定義の「オペレーション」の要求メッセージのwrapper要素が参照する型に対応するJavaBeanクラスです。 |
Add3Response.java |
WSDL定義の「オペレーション」の応答メッセージのwrapper要素が参照する型に対応するJavaBeanクラスです。 |
ObjectFactory.java |
JAXB 2.2仕様のObjectFactoryクラスです。 |
package-info.java |
package-info.javaファイルです。 |
AddNumbers.java |
WSDL定義の「サービス」に対応するサービスエンドポイントインタフェース(SEI)です。 |
AddNumbersImplService.java |
サービスクラスです。 |
AddNumbersFault.java |
WSDL定義のAddNumbersFaultに対応するJavaBeanクラスです。 |
AddNumbersFault_Exception.java |
フォルトbeanのラッパ例外クラスです。 |
ファイル名のAdd,Add2,Add3,AddNumbers,およびAddNumbersImplServiceは,オペレーションのローカル名,ポートタイプのローカル名,およびサービスのローカル名の記述によって変わります。オペレーションのローカル名,ポートタイプのローカル名,およびサービスのローカル名のマッピングについては,次の個所を参照してください。