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Cosminexus V11 アプリケーションサーバ Webサービス開発ガイド


33.5.1 サービスクラスを生成する

cjwsimportコマンドを実行すると,サービスクラスなどWebサービスクライアントの開発に必要なJavaソースが生成されます。cjwsimportコマンドについては,「14.1.1 cjwsimportコマンド」を参照してください。

cjwsimportコマンドの実行例を次に示します。

> cd c:\temp\jaxws\works\streaming\client\
> mkdir src\
> mkdir classes\
> "%COSMINEXUS_HOME%\jaxws\bin\cjwsimport.bat" -s src -d classes http://webhost:8085/streaming_dynamic_generate/UserInfoService?wsdl

正常に終了すると,c:\temp\jaxws\works\streaming\client\src\com\sample\ディレクトリにJavaソースが生成されます。

生成物の一覧を次に示します。

表33‒5 サービスクラス生成時の生成物(SEI起点・添付ファイル)

ファイル名

説明

GetUserData.java

WSDL定義の要求メッセージのwrapper要素が参照する型に対応するJavaBeanクラスです。

GetUserDataResponse.java

WSDL定義の応答メッセージのwrapper要素が参照する型に対応するJavaBeanクラスです。

ObjectFactory.java

JAXB 2.2仕様のObjectFactoryクラスです。

package-info.java

package-info.javaファイルです。

UserData.java

UserDataに対応するJavaBeanクラスです。

UserInfoImpl.java

WSDL定義の「サービス」に対応するSEIです。

UserInfoService.java

サービスクラスです。

UserInfoException.java

UserInfoExceptionに対応するJavaBeanクラスです。

UserInfoException_Exception.java

フォルトbeanのラッパ例外クラスです。