31.5.1 サービスクラスを生成する
cjwsimportコマンドを実行すると,サービスクラスなどWebサービスクライアントの開発に必要なJavaソースが生成されます。cjwsimportコマンドについては,「14.1.1 cjwsimportコマンド」を参照してください。
cjwsimportコマンドの実行例を次に示します。
> cd c:\temp\jaxws\works\mtom\client\ > mkdir src\ > mkdir classes\ > "%COSMINEXUS_HOME%\jaxws\bin\cjwsimport.bat" -s src -d classes http://webhost:8085/mtom_dynamic_generate/UserInfoService?wsdl
正常に終了すると,c:\temp\jaxws\works\mtom\client\src\com\sample\ディレクトリにJavaソースが生成されます。
生成物の一覧を次の表に示します。
ファイル名 |
説明 |
---|---|
GetUserData.java |
WSDL定義の要求メッセージのwrapper要素が参照する型に対応するJavaBeanクラスです。 |
GetUserDataResponse.java |
WSDL定義の応答メッセージのwrapper要素が参照する型に対応するJavaBeanクラスです。 |
ObjectFactory.java |
JAXB 2.2仕様のObjectFactoryクラスです。 |
package-info.java |
package-info.javaファイルです。 |
UserData.java |
UserDataに対応するJavaBeanクラスです。 |
UserInfoImpl.java |
WSDL定義の「サービス」に対応するSEIです。 |
UserInfoService.java |
サービスクラスです。 |
UserInfoException.java |
UserInfoExceptionに対応するJavaBeanクラスです。 |
UserInfoException_Exception.java |
フォルトbeanのラッパ例外クラスです。 |