27.4 カタログ機能の性能
- カタログ機能利用時のオーバーヘッドの増加
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カタログ機能は,Webサービスクライアントの実行時にサービスクラスのコンストラクタやjavax.xml.ws.ServiceクラスのAPIを呼び出すときに動作します。このため,カタログ機能を利用しない場合に比べると,サービスクラスの生成やjavax.xml.ws.ServiceクラスのAPIの実行に掛かる時間が,カタログファイルの読み込みに伴うオーバーヘッドの分,増加します。
- カタログ機能利用時のオーバーヘッドの軽減
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Webサービスクライアントの実行時のカタログ機能のオーバーヘッドを軽減する場合は,次の方法をお勧めします。
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生成したサービスを再利用する
詳細については,「3.6.1(3) サービスクラスの生成およびポートの取得」を参照してください。
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javax.xml.ws.WebServiceRefアノテーションをフィールドなどにアノテートし,サービスクラスをインジェクションする
詳細については,「19.3 アノテーションのサポート範囲」を参照してください。
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