getProperties()メソッド
説明
変更可能なプロパティマップを取得します。
構文
public Map<String,Object> getProperties()
パラメタ
ありません。
戻り値
プロパティマップを返します。
注意事項
-
戻り値のプロパティマップには,プロパティを追加または変更できます。追加または変更できるプロパティについては,「25.1.1 サポートするプロパティとフィーチャ」を参照してください。プロパティについては「11.4.3 プロパティとフィーチャの設定」も参照してください。
getProperties()メソッドの使用例を次に示します。
// Clientオブジェクトを生成する Client client = Client.create(); // 読み込みタイムアウト値を設定する client.getProperties().put(ClientConfig.PROPERTY_READ_TIMEOUT, 10000); // HTTPリクエストを生成する ClientRequest cRequest = ClientRequest.create().build(new URI("http://test.com/"), "GET"); try{ // HTTPレスポンスをClientResponseオブジェクトとして受信する ClientResponse cResponse = client.handle(cRequest); } catch(ClientHandlerException e){ // 適切な処理を実行する }
この例では,まず,getPropertiesメソッドで変更可能なプロパティマップを取得し,読み込みタイムアウト値を10,000ミリ秒に設定しています。次にClientRequestオブジェクトを作成し,Clientクラスのhandleメソッドを利用してHTTP通信を行い,HTTPレスポンスをClientResponseオブジェクトとして受信しています。HTTPレスポンスが完全に読み込まれるまでに読み込みタイムアウトが発生した場合,エラーとなり(KDJJ18888-E),SocketTimeoutExceptionをラップしたClientHandlerExceptionがスローされます。