13.2 JAX-RSエンジンの動作
Application ServerのJAX-RSエンジンの動作,およびApplication ServerのJAX-RSエンジンのサポート範囲について説明します。
JAX-RSエンジンはRESTful Webサービス(Webリソース)の通信基盤となるエンジンです。WebリソースクライアントおよびWebリソースでの動作は次のとおりです。
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Webリソースクライアント側のJAX-RSエンジン
WebリソースクライアントからRESTful Webサービス用クライアントAPIを介してJavaオブジェクトを受け取り,HTTPリクエストを生成します。生成したHTTPリクエストは呼び出し先のWebリソースに送信します。また,WebリソースからHTTPレスポンスを受け取り,Javaオブジェクトを生成します。生成したJavaオブジェクトはWebリソースクライアントに返します。
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Webリソース側のJAX-RSエンジン
HTTPリクエストを受け取り,対象となるリソースクラスを見つけ出し(ディスカバリ),そして要求に対応するメソッドを呼び出します(ディスパッチ)。ディスカバリとディスパッチの際には,リソースクラスが持つアノテーションに基づき,必要なインジェクションを実行します。また,JAX-RSエンジンは対象となるリソースクラスからHTTPレスポンスを生成して返します。
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