5.3.2 Webサービス実装クラスをコンパイルする
javacコマンドを実行して,Webサービス実装クラスをコンパイルします。javacコマンドについては,JDKのドキュメントを参照してください。
javacコマンドの実行例を次に示します。添付ファイル機能を使用したJavaプログラムをjavacコマンドでコンパイルする場合,javacコマンドの引数に"--add-modules=java.activation"を指定してください。
> cd c:\temp\jaxws\works\fromjava\server\ > mkdir .\WEB-INF\classes\ > javac -cp "%COSMINEXUS_HOME%\jaxws\lib\cjjaxws.jar;%COSMINEXUS_HOME%\CC\javaee\1100\lib\javaee-api.jar;%COSMINEXUS_HOME%\jaxp\lib\csmjaxb.jar;%COSMINEXUS_HOME%\jaxp\lib\csmjaxp.jar;%COSMINEXUS_HOME%\jaxp\lib\csmstax.jar" -d WEB-INF\classes\ -s src src\com\sample\AddNumbersImpl.java src\com\sample\AddNumbersFault.java
javacコマンドが正常に終了すると,コンパイルしたクラスが,c:\temp\jaxws\works\fromjava\server\WEB-INF\classes\com\sample\ディレクトリに出力されます。なお,コンパイルしたWebサービス実装クラスに対してhwsgenコマンドを実行すると,事前にエラーチェックができます。hwsgenコマンドについては,「14.1.2 hwsgenコマンド」を,エラーチェックについては,「10.23.1 hwsgenコマンドによるエラーチェックについて」を参照してください。