付録B.3 JAXB仕様書でベンダ固有とされている機能のサポート範囲
JAXB仕様書でベンダ固有とされている機能のサポート範囲を次の表に示します。
JSR 222の該当個所 |
記載ページ |
ベンダ固有機能の内容 |
XML Processorでの機能サポート |
---|---|---|---|
4.3 General Validation Processing |
35 |
Unmarshal-time validation (アンマーシャル時の検証) |
アンマーシャル時に妥当性検証する機能をサポートしています。 |
On-demand validation (オンデマンド検証) |
オンデマンド検証機能はサポートしていません。 |
||
Fail-first validation (フェイルファースト検証) |
フェイルファースト検証機能はサポートしていません。 |
||
4.5 Marshalling |
41 |
Potentially properties (マーシャル時の追加のプロパティ) |
XML Processor固有の「マーシャル時のプロパティ」はありません。 |
5.2 Java Package |
50 |
Property setter/getter (Java値クラスの追加のプロパティ) |
XML Processor固有の「Java値クラスのプロパティ」はありません。 |
5.5.1 Simple Property |
57 |
TypeConstraint validation (型制約検証) |
型制約検証機能はサポートしていません。 |
6.13 Modifying Schema-Derived Code |
153 |
Distinguish between generated and user added code (自動生成Javaソースの識別) |
csmxjcコマンドの-mark-generatedによって,自動生成Javaソースの識別をサポートしています。 |
7.1.1 Extending the Binding Language |
159 |
Extending the Binding Language (バインディング宣言の拡張) |
バインディング宣言の拡張機能はサポートしていません。 |
7.5<globalBindings> Declaration |
167 |
enableFailFastCheck (enableFailFastCheck属性) |
enableFailFastCheck属性はサポートしていません。 |
7.8<property> Declaration |
189 |
||
Compatibility |
294 |
non-default operating modes for binding schema languages (ほかのスキーマ言語のバインディング) |
スキーマコンパイラは,XML Schema以外のスキーマ言語をサポートしません。 |
Compatibility |
294 |
non-default operating modes for mapping Java types to schema languages (ほかのスキーマ言語マッピング) |
スキーマジェネレータは,XML Schema以外のスキーマ言語をサポートしません。 |
付録G |
355 |
Validator for JAXB 1.0 schema-derived classes (JAXB1.0互換仕様) |
XML Processorでは,JAXB 1.0で作成されたクラスを扱うことはできません。 |