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Cosminexus V11 アプリケーションサーバ アプリケーション開発ガイド


6.4.2 ユーザ拡張性能解析トレース設定ファイルのインポート

作成済みのユーザ拡張性能解析トレース設定ファイルがある場合,ファイルをインポートできます。なお,ユーザ拡張性能解析トレース設定ファイルを新規で作成する場合は,この手順は不要です。

インポートの手順を次に示します。

注意事項
  • アプリケーションサーバのバージョンが09-00で作成したユーザ拡張性能解析トレース設定ファイルをインポートできます。

    ただし,09-00と09-50以降では,ユーザ拡張性能解析トレース設定ファイルで指定できるトレースポイントの上限値やファイルの書式に違いがあります。

    09-00で作成したユーザ拡張性能解析トレース設定ファイルをインポートしたあとにエクスポートした場合,出力結果は09-50以降の形式となります。

  • コンストラクタをトレース対象のメソッドとして記述する場合,<init>で指定してください。クラス名と同じ名前のメソッドの形式で記述した場合,インポートしたときにコンストラクタにはトレース取得ポイントは設定されません。

  1. Eclipseのメニューから,[ファイル]−[インポート]を選択します。

    [インポート]ダイアログが表示されます。

  2. [ユーザ拡張性能解析トレース]−[ユーザ拡張性能解析トレース設定ファイル]を選択して,[次へ]ボタンをクリックします。

    [ユーザ拡張性能解析トレース設定ファイルのインポート]ダイアログが表示されます。

    [図データ]

    参考

    [ユーザ拡張性能解析トレース設定ファイルのインポート]ダイアログは,次に示す方法でも表示できます。

    • [トレース取得ポイント]ビューのビューツールバーで[ユーザ拡張性能解析トレース設定ファイルのインポート]ボタンをクリックする。

    • [トレース取得ポイント]ビューのプルダウンメニューで[ユーザ拡張性能解析トレース設定ファイルのインポート]を選択する。

  3. [ユーザ拡張性能解析トレース設定ファイル]の[参照]ボタンをクリックします。

    [ファイルを開く]ダイアログが表示されます。インポート対象とするユーザ拡張性能解析トレース設定ファイルのパスを指定します。

    [設定済みのトレース取得ポイントと一致する場合上書き]チェックボックスをチェックすると,すでに設定されているトレース取得ポイントを上書きします。

  4. [終了]ボタンをクリックします。

    指定したユーザ拡張性能解析トレース設定ファイルがインポートされます。