6.3 サーバの構成変更
サーバの構成は,サーバエディタを使用して変更できます。Cosminexus J2EEサーバの構成を変更する手順を次に示します。
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[サーバー]ビューで構成を変更するCosminexus J2EE サーバをダブルクリックします。
サーバの概要ページが表示されます。
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次の項目を任意の値に変更します。
項目名
説明
一般情報
[サーバー]ビューに表示するサーバ名を変更できます。なお,ランタイムは変更しないでください。
J2EE サーバーの情報
J2EEサーバの表示名,論理サーバ名,およびJ2EEサーバのあるホスト名を確認できます。
J2EE サーバーのデプロイメント
J2EEアプリケーションをデプロイするディレクトリを変更できます。ディレクトリのパスは,絶対パスで存在するディレクトリを指定してください。
J2EE サーバーのポート
[サーバーでデバッグ]ダイアログからのJ2EEアプリケーションのデバッグ,および[サーバーで実行]ダイアログからのJ2EEアプリケーションの実行時に使用するHTTPアクセスポートとデバッグポートを変更できます。デバッグポートは,リモートのJ2EEサーバを使用する場合だけ変更できます。
HTTPアクセスポートのデフォルト値は80です。1〜65535の整数で指定できます。
デバッグポートのデフォルト値は3999です。1〜65535の整数で指定できます。
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運用管理ポータルを使用する場合は,[運用管理ポータル]タブをクリックします。
運用管理ポータルの画面が表示されます。
- ●J2EEサーバの構成変更時の注意事項
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J2EEサーバの構成を変更する場合は,次の点に注意してください。
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公開するJ2EEアプリケーションは,デプロイディレクトリに作成されます。デプロイディレクトリおよびJ2EEアプリケーションの階層が深い場合は,必要に応じて,短いパスをデプロイディレクトリに指定してください。
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プロジェクトを公開する場合に,複数のサーバで同じデプロイディレクトリを指定しないでください。エラーが発生するおそれがあります。
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サーバの概要ページの表示でJ2EEサーバの情報の取得に失敗した場合,リモート管理機能の設定などを見直してください。見直し後,再度サーバエディタを開いてください。
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J2EEサーバの操作に対するタイムアウトは,[設定]ダイアログの[サーバー]−[リモート管理]−[接続]ページで設定します。正しくタイムアウトを動作させるために,サーバの概要ページの[タイムアウト]セクションは,[接続]ページの設定より大きな値を指定してください。
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サーバを削除しても,作成したデプロイディレクトリは削除されません。必要に応じて,手動で削除してください。
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デプロイディレクトリには,円マーク(\)だけやスラッシュ(/)だけのパスは指定しないでください。
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Eclipseを使用してローカルのJ2EEサーバで動作するJ2EEアプリケーションをデバッグする場合,デバッグポートとしてOSによって割り当てられるポート番号を使用します。ほかのプログラムで使用するポート番号との衝突を避けるため,必要に応じて,J2EEサーバを起動する前に,ポートを使用しているほかのプログラムを起動してください。
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