2.6.3 コンソールの設定変更
J2EEサーバのプロセスの標準出力や標準エラー出力は,Eclipseが提供するコンソールに表示されます。コンソールの出力形式の設定を変更したい場合は,Eclipseの[設定]ダイアログで変更できます。Eclipseのコンソールの設定を変更する手順を次に示します。
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Eclipseのメニューから,[ウィンドウ]−[設定]を選択します。
[設定]ダイアログが表示されます。
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左ペインのツリービューで[実行/デバッグ]−[コンソール]を選択します。
[コンソール]ページが表示されます。
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必要に応じて,次の項目を変更してください。
項目名
指定値
固定幅コンソール
コンソールビューで表示する1行の文字数を固定するかどうかを指定します。
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チェックする
1行の文字数を固定します。
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チェックしない
1行の文字数を固定しません。
1行の文字数を固定する場合,[最大文字幅]も指定します。
なお,1行の文字数が[最大文字幅]に指定した数を超える場合は,改行して表示されます。
最大文字幅
コンソールビューに表示する1行の文字数を指定します。80〜1000の範囲で指定します。
[固定幅コンソール]をチェックしている場合は必ず指定します。
コンソール出力の制限
コンソールの出力を制限するかどうかを指定します。
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チェックする
コンソールの出力を制限します。
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チェックしない
コンソールの出力を制限しません。
なお,コンソールの出力を制限している場合に,出力された行までの文字数が[コンソールのバッファー・サイズ(文字)]で指定されているバッファサイズを超えると,先頭から超えた分のメッセージが消去されます。消去されたメッセージは次のファイルで確認できます。
<Eclipseのワークスペースディレクトリ>\.metadata\.log
コンソールのバッファー・サイズ(文字)
コンソールのバッファサイズ(文字数)を,1000〜1000000の範囲で指定します。表示したいサイズに調節してください。
[コンソール出力の制限]をチェックしている場合に必ず指定します。
表示されるタブ幅
コンソールビューで表示するタブ幅を文字数で指定します。1〜100の範囲で指定します。
プログラムが標準出力に書き込むときに表示
J2EEサーバやJ2EEアプリケーションが標準出力にメッセージを出力したときに,コンソールビューを前面に表示するかどうかを指定します。
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チェックする
コンソールビューを前面に表示します。
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チェックしない
コンソールビューを前面に表示しません。
プログラムが標準エラーに書き込むときに表示
J2EEサーバやJ2EEアプリケーションが標準エラー出力にメッセージを出力したときに,コンソールビューを前面に表示するかどうかを指定します。
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チェックする
コンソールビューを前面に表示します。
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チェックしない
コンソールビューを前面に表示しません。
標準出力のテキスト色
標準出力のテキストの色を指定します。
標準エラーのテキスト色
標準エラー出力のテキストの色を指定します。
標準入力のテキスト色
標準入力のテキストの色を指定します。
背景色
コンソールの背景色を指定します。
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[適用]ボタンまたは[OK]ボタンをクリックします。
設定が保存されます。