9.3.1 開始停止メッセージログ
開始停止メッセージログには,Reliable Messagingの開始と停止についての情報,およびユーザが指定したプロパティの値が出力されます。
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出力先ディレクトリ
<Application Serverのインストールディレクトリ>/CC/server/public/ejb/<サーバ名称>/logs/connectors
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出力ログファイル名
ラップアラウンド形式ローテーションの場合 <Reliable Messagingの表示名><面番号>.log シフト形式ローテーションの場合
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最新ファイル名
<Reliable Messagingの表示名>.log
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バックアップファイル名
<Reliable Messagingの表示名><面番号>.log
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コントロールファイル名※
<Reliable Messagingの表示名>.conf
Reliable Messagingの表示名については,永続版リソースアダプタの場合は「3.4.4(1) キュー定義ファイルの記述形式」を,非永続版リソースアダプタの場合は「3.5.2(1) キュー定義ファイルの記述形式」を参照してください。初期値は"Cosminexus_Reliable_Messaging"です。
面番号およびファイルサイズは,Application Serverの設定に従います。詳細については,マニュアル「アプリケーションサーバ 機能解説 保守/移行編」を参照してください。
- 注※
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ログライブラリが使用するバイナリ形式のファイルを出力先ディレクトリに出力します。
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出力形式
開始停止メッセージログの出力形式を次の図に示します。
図9‒1 開始停止メッセージログの出力形式 開始停止メッセージログの出力項目を次の表に示します。
表9‒3 開始停止メッセージログの出力項目 項番
出力項目
長さ
(バイト)
説明
1
番号
4
開始停止メッセージログの出力通番です。
2
日付
10
yyyy/mm/dd形式の出力日付です。
3
時刻
12
hh:mm:ss.sss形式の出力時刻です。
ローカル時刻でミリ秒単位の時刻です。
4
製品ID
16
製品を識別するための識別子です。Component Containerを表す"HEJB"が出力されます。
5
pid
8
プロセスIDです。
6
tid
8
スレッドIDです。
7
ID
11
空白が出力されます。
8
メッセージID
11
KFRMnnnnn-Y形式のメッセージIDです。
9
メッセージテキスト
0〜512※
(可変長)
メッセージテキストです。
10
CRLF
2
終端記号です。
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注意事項
開始停止メッセージログを出力するには,リソースアダプタの稼働ログが出力されるようにApplication Serverを設定する必要があります。詳細については,マニュアル「アプリケーションサーバ 機能解説 保守/移行編」を参照してください。