8.3.25 hrmstarttrs(送受信抑止解除)
- 〈この項の構成〉
(1) 形式
hrmstarttrs -y {send|receive} 〔-S システム名〕 キュー名
(2) 機能
転送メッセージの送受信抑止状態を元の状態に戻します。
(3) オプション
- -y {send|receive}
-
抑止を解除する形式を指定します。
-
send:送信抑止解除
-
receive:受信抑止解除
ローカルキューの場合,receiveを指定してください。転送キューの場合,sendを指定してください。
-
- -S システム名
-
〜<先頭が英字の1〜3文字の大文字英字または数字>
コマンドの操作対象となるシステム名(RMSystemNameプロパティ指定値)を指定します。
指定を省略した場合は,HRM_SYSTEM_NAME環境変数に指定したシステム名が設定されます。HRM_SYSTEM_NAME環境変数にもシステム名が指定されていないときはエラーが発生します。
(4) コマンド引数
- キュー名
-
〜<1〜20文字の識別子>
送受信抑止を解除するキューの名前を指定します。
指定したキューが存在しない,またはローカルキュー,転送キュー以外のキューを指定した場合はエラーが発生します。
(5) 注意事項
Reliable Messaging 01-01以降での,このコマンドの使用は推奨しません。キュー間転送の抑止を解除する場合は,hrmstartqueコマンドの-yオプションにtrs_sendまたはtrs_receiveを指定してください。hrmstartqueコマンドについては,「8.3.24 hrmstartque(キューの抑止解除)」を参照してください。