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Cosminexus V11 アプリケーションサーバ Cosminexus Reliable Messaging


6.3.2 Oracle JDBC Thin Driverを使用してOracleに接続する場合

なお,プロパティで設定可能な値については,Oracleのマニュアルを参照してください。

表6‒6 DBConnector_Oracle_CP_Cosminexus_RM.rarを使用する場合に指定できるプロパティ

プロパティ名(config-property-name)

データ型(config-property-type)

プロパティの値(config-property-value)

linkedResourceAdapterName

java.lang.String

連携するReliable Messagingリソースアダプタの表示名を指定します。

DBConnector_Oracle_CP_Cosminexus_RM.rarを使用する場合に指定できます。

databaseName

java.lang.String

Oracleサーバ上の特定のデータベース名(SID)を指定します。設定された値は,Oracle JDBC Thin DriverのsetDatabaseNameメソッドに渡されます

serverName

java.lang.String

Oracleサーバのホスト名またはIPアドレスを指定します。設定された値は,Oracle JDBC Thin DriverのsetServerNameメソッドに渡されます。

portNumber

java.lang.Integer

Oracleのサーバが要求をリスニングするポート番号を指定します。デフォルトは1521番ポートです。設定された値は,Oracle JDBC Thin DriverのsetPortNumberメソッドに渡されます。

url

java.lang.String

Oracle JDBC Thin Driverがデータベースに接続するために必要なJDBC URLを指定します。

このプロパティに値が設定された場合,databaseName,portNumber,serverNameで指定された値は無視されます。また,ユーザがurlで指定を行う場合はJDBC URLにthinドライバを指定します。

(例)

jdbc:oracle:thin:@ServerA:1521:service1

loginTimeout

java.lang.Integer

データベースへの接続試行のタイムアウト(単位:ミリ秒)を指定します。0を指定するとタイムアウトは無限となり,接続が確立されるかエラーが発生するまでブロックされます。デフォルト値は8000です。設定された値はOracle JDBC Thin DriverのsetLoginTimeoutメソッドに渡されます。Oracle JDBC Thin Driver 9.2.0.8以降,10.1.0.5以降および10.2以降の場合は秒単位に切り上げてsetLoginTimeoutメソッドに渡されます。

PreparedStatementPoolSize

java.lang.Integer

コネクションプールに割り当てられるコネクションごとのPreparedStatementのプールサイズを設定します。デフォルトは10です。

CallableStatementPoolSize

java.lang.Integer

コネクションプールに割り当てられるコネクションごとのCallableStatementのプールサイズを設定します。デフォルトは10です。

CancelStatement

java.lang.Boolean

トランザクションタイムアウトや業務アプリケーション強制停止時に,Statementクラス,CallableStatementクラスおよびPreparedStatementクラスで実行中のSQLをキャンセルするかどうかを指定します。

  • trueを指定した場合

    実行中のSQLをキャンセルします。

  • falseを指定した場合

    実行中のSQLをキャンセルしません。

デフォルト値はtrueです。

専用サーバ接続をする場合は,falseを指定してください。

DBConnector_Oracle_CP.rarを使用する場合に,指定できます。

ConnectionIDUpdate

java.lang.Boolean

コネクションIDをDataSource#getConnectionメソッドごとに更新するかどうかを指定します。

  • trueを指定した場合

    DataSource#getConnectionメソッドのたびにコネクションIDを生成します。

  • falseを指定した場合

    DataSource#getConnectionメソッドで新規の物理コネクションを確立したときにコネクションIDを生成し,そのあとは更新しません。

デフォルト値はfalseです。

logLevel

java.lang.String

DB Connectorが出力するログ・トレースのレベルを指定します。

次の値が指定できます。

  • 0またはERROR

  • 10またはWARNING

  • 20またはINFORMATION

デフォルトは,0またはERRORです。

表6‒7 DBConnector_Oracle_XA_Cosminexus_RM.rarを使用する場合に指定できるプロパティ

プロパティ名(config-property-name)

データ型(config-property-type)

プロパティの値(config-property-value)

linkedResourceAdapterName

java.lang.String

連携するReliable Messagingリソースアダプタの表示名を指定します。

DBConnector_Oracle_CP_Cosminexus_RM.rarを使用する場合に指定できます。

databaseName

java.lang.String

Oracleサーバ上の特定のデータベース名(SID)を指定します。設定された値は,Oracle JDBC Thin DriverのsetDatabaseNameメソッドに渡されます。

serverName

java.lang.String

Oracleサーバのホスト名またはIPアドレスを指定します。設定された値は,Oracle JDBC Thin DriverのsetServerNameメソッドに渡されます。

portNumber

java.lang.Integer

Oracleのサーバが要求をリスニングするポート番号を指定します。デフォルトは1521番ポート。設定された値は,Oracle JDBC Thin DriverのsetPortNumberメソッドに渡されます。

url

java.lang.String

Oracle JDBC Thin Driverがデータベースに接続するために必要なJDBC URLを指定します。

このプロパティに値が設定された場合,databaseName,portNumber,serverNameで指定された値は無視されます。また,ユーザがurlで指定を行う場合はJDBC URLにthinドライバを指定します。

loginTimeout

java.lang.Integer

データベースへの接続試行のタイムアウト(単位:ミリ秒)を指定します。0を指定するとタイムアウトは無限となり,接続が確立されるかエラーが発生するまでブロックされます。デフォルト値は8000です。設定された値はOracle JDBC Thin DriverのsetLoginTimeoutメソッドに渡されます。Oracle JDBC Thin Driver 9.2.0.8以降,10.1.0.5以降および10.2以降の場合は秒単位に切り上げてsetLoginTimeoutメソッドに渡されます。

sessionTimeout

java.lang.Integer

Oracleサーバでのセッションタイムアウト(トランザクションブランチがアクティブでない状態でいられる最大時間)を秒単位で指定します。J2EEサーバのトランザクションタイムアウトよりも長い時間を指定する必要があります。デフォルト値は300秒です。設定された値はOracle JDBC Thin DriverのXAResource.setTransactionTimeoutメソッドに渡されます。

PreparedStatementPoolSize

java.lang.Integer

コネクションプールに割り当てられるコネクションごとのPreparedStatementのプールサイズを設定します。デフォルト値は10です。

CallableStatementPoolSize

java.lang.Integer

コネクションプールに割り当てられるコネクションごとのCallableStatementのプールサイズを設定します。デフォルト値は10です。

CancelStatement

java.lang.Boolean

トランザクションタイムアウトや業務アプリケーション強制停止時に,Statementクラス,CallableStatementクラスおよびPreparedStatementクラスで実行中のSQLをキャンセルするかどうかを指定します。

  • trueを指定した場合

    実行中のSQLをキャンセルします。

  • falseを指定した場合

    実行中のSQLをキャンセルしません。

デフォルト値はtrueです。

専用サーバ接続をする場合は,falseを指定してください。DBConnector_Oracle_XA.rarを使用する場合に指定できます。

ConnectionIDUpdate

java.lang.Boolean

コネクションIDをDataSource#getConnectionメソッドごとに更新するかどうかを指定します。

  • trueを指定した場合

    DataSource#getConnectionメソッドのたびにコネクションIDを生成します。

  • falseを指定した場合

    DataSource#getConnectionメソッドで新規の物理コネクションを確立したときにコネクションIDを生成し,そのあとは更新しません。

デフォルト値はfalseです。

logLevel

java.lang.String

DB Connectorが出力するログ・トレースのレベルを指定します。

次の値が指定できます。

  • 0またはERROR

  • 10またはWARNING

  • 20またはINFORMATION

デフォルト値は,0またはERRORです。