6.3.1 HiRDB Type4 JDBC Driverを使用してHiRDBに接続する場合
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DBConnector_HiRDB_Type4_CP_Cosminexus_RM.rar
トランザクション管理をしない場合,またはローカルトランザクションを使用する場合に使用します。
指定できるプロパティについては,表6-4を参照してください。
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DBConnector_HiRDB_Type4_XA_Cosminexus_RM.rar
グローバルトランザクションを使用する場合に使用します。
指定できるプロパティについては,表6-5を参照してください。
表6‒4 DBConnector_HiRDB_Type4_CP_Cosminexus_RM.rarを使用する場合に指定できるプロパティ プロパティ名(config-property-name)
データ型(config-property-type)
プロパティの値(config-property-value)
linkedResourceAdapterName
java.lang.String
連携するReliable Messagingリソースアダプタの表示名を指定します。
DBConnector_HiRDB_Type4_CP_Cosminexus_RM.rarを使用する場合に指定できます。
description
java.lang.String
データベースへの接続に必要な接続付加情報を設定します。設定された値は,HiRDB Type4 JDBC DriverのsetDescriptionメソッドに渡されます。
DBHostName
java.lang.String
接続するHiRDBのホスト名を設定します。設定された値は,HiRDB Type4 JDBC DriverのsetDBHostNameメソッドに渡されます。
environmentVariables
java.lang.String
HiRDBクライアント環境変数を指定します。設定された値は,HiRDB Type4 JDBC DriverのsetEnvironmentVariablesメソッドに渡されます。
loginTimeout
java.lang.Integer
getConnectionメソッドでConnectionオブジェクトを取得する際の,HiRDBサーバとの物理接続確立の最大待ち時間(秒)を指定します。
デフォルト値は8です。
encodeLang
java.lang.String
データ変換時の文字セット名称を設定します。設定された値は,HiRDB Type4 JDBC DriverのsetEncodeLangメソッドに渡されます。
JDBC_IF_TRC
java.lang.Boolean
JDBCインタフェースメソッドトレースの取得の有無を設定します。設定された値は,HiRDB Type4 JDBC DriverのsetJDBC_IF_TRACEメソッドに渡されます。
デフォルト値はfalseです。
TRC_NO
java.lang.Integer
JDBCインタフェースメソッドトレースのエントリ数を設定します。設定された値は,HiRDB Type4 JDBC DriverのsetTRC_NOメソッドに渡されます。
デフォルト値は500です。
uapName
java.lang.String
アプリケーション名称を設定します。設定された値は,HiRDB Type4 JDBC DriverのsetUapNameメソッドに渡されます。
LONGVARBINARY_Access
java.lang.String
JDBC SQL タイプLONGVARBINARY(HiRDBデータ型である列属性BLOB,列属性BINARY)のデータベースアクセス方法を指定します。設定された値は,HiRDB Type4 JDBC DriverのsetLONGVARBINARY_Accessメソッドに渡されます。
デフォルト値はREALです。
SQLInNum
java.lang.Integer
実行するSQLの入力パラメタの最大数を指定します。設定された値は,HiRDB Type4 JDBC DriverのsetSQLInNumメソッドに渡されます。
デフォルト値は300です。
SQLOutNum
java.lang.Integer
実行するSQLの検索項目の最大数を指定します。設定された値は,HiRDB Type4 JDBC DriverのsetSQLOutNumメソッドに渡されます。
デフォルト値は300です。
SQLWarningLevel
java.lang.String
SQL実行時に発生した警告保持レベルを指定します。設定された値は,HiRDB Type4 JDBC DriverのsetSQLWarningLevelメソッドに渡されます。
デフォルト値はSQLWARNです。
DBConnector_HiRDB_Type4_CP_Cosminexus_RM.rarを使用する場合,IGNOREは指定しないでください。指定した場合,Reliable Messagingのキューから取り出すメッセージが破損するおそれがあります。
SQLWarningIgnore
java.lang.Boolean
データベースから返される警告をConnectionクラスで保持しないかどうかの情報を設定します。設定された値は,HiRDB Type4 JDBC DriverのsetSQLWarningIgnoreメソッドに渡されます。
デフォルト値はfalseです。
HiRDBCursorMode
java.lang.Boolean
HiRDBがコミットを行った場合にResultSetクラスのオブジェクトを有効とするかを指定します。設定された値は,HiRDB Type4 JDBC DriverのsetHiRDBCursorModeメソッドに渡されます。
デフォルト値はfalseです。
maxBinarySize※
java.lang.Integer
JDBC SQLタイプLONGVARBINARY型データ取得時のデータサイズの上限を設定します。設定された値は,HiRDB Type4 JDBC DriverのsetMaxBinarySizeメソッドに渡されます。DBConnector_HiRDB_Type4_CP.rarを使用する場合,デフォルト値は0です。
DBConnector_HiRDB_Type4_CP_Cosminexus_RM.rarを使用する場合,デフォルト値は64000です。
DBConnector_HiRDB_Type4_CP_Cosminexus_RM.rarを使用する場合,0は指定しないでください。
LONGVARBINARY_AccessSize
java.lang.Integer
HiRDBサーバに対して一度に要求するJDBC SQLタイプLONGVARBIANRY型データの長さを指定します。設定された値は,HiRDB Type4 JDBC DriverのsetLONGVARBINARY_AccessSizeメソッドに渡されます。
デフォルト値は0です。
PreparedStatementPoolSize
java.lang.Integer
コネクションプールに割り当てられるコネクションごとのPreparedStatementのプールサイズを設定します。有効範囲は0〜4095です。
デフォルト値は10です。
CallableStatementPoolSize
java.lang.Integer
コネクションプールに割り当てられるコネクションごとのCallableStatementのプールサイズを設定します。有効範囲は0〜4095です。
デフォルト値は10です。
CancelStatement
java.lang.Boolean
トランザクションタイムアウトやUAP強制停止時にステートメントキャンセルを実行するかどうかを設定します。
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trueを指定した場合
実行中のSQLをキャンセルします。
-
falseを指定した場合
実行中のSQLをキャンセルしません。
デフォルト値はtrueです。
DBConnector_HiRDB_Type4_CP.rarを使用する場合に指定できます。
logLevel
java.lang.String
DB Connectorが出力するログトレースのレベルを指定します。
-
0またはERROR
-
10またはWARNING
-
20またはINFORMATION
デフォルト値は0またはERRORです。
表6‒5 DBConnector_HiRDB_Type4_XA_Cosminexus_RM.rarを使用する場合に指定できるプロパティ プロパティ名(config-property-name)
データ型(config-property-type)
プロパティの値(config-property-value)
linkedResourceAdapterName
java.lang.String
連携するReliable Messagingリソースアダプタの表示名を指定します。
DBConnector_HiRDB_Type4_XA_Cosminexus_RM.rarを使用する場合に指定できます。
description
java.lang.String
データベースへの接続に必要な接続付加情報を設定します。設定された値は,HiRDB Type4 JDBC DriverのsetDescriptionメソッドに渡されます。
DBHostName
java.lang.String
接続するHiRDBのホスト名を設定します。設定された値は,HiRDB Type4 JDBC DriverのsetDBHostNameメソッドに渡されます。
environmentVariables
java.lang.String
HiRDBクライアント環境変数を指定します。設定された値は,HiRDB Type4 JDBC DriverのsetEnvironmentVariablesメソッドに渡されます。
XAOpenString
java.lang.String
XA_OPEN文字列を設定します。設定された値は,HiRDB Type4 JDBC DriverのsetXAOpenStringメソッドに渡されます。
loginTimeout
java.lang.Integer
getConnectionメソッドでConnectionオブジェクトを取得する際の,HiRDBサーバとの物理接続確立の最大待ち時間(秒)を指定します。設定された値は,HiRDB Type4 JDBC DriverのsetLoginTimeoutメソッドに渡されます。
デフォルト値は8です。
encodeLang
java.lang.String
データ変換時の文字セット名称を設定します。設定された値は,HiRDB Type4 JDBC DriverのsetEncodeLangメソッドに渡されます。
JDBC_IF_TRC
java.lang.Boolean
JDBCインタフェースメソッドトレースの取得の有無を設定します。設定された値は,HiRDB Type4 JDBC DriverのsetJDBC_IF_TRACEメソッドに渡されます。
TRC_NO
java.lang.Integer
JDBCインタフェースメソッドトレースのエントリ数を設定します。設定された値は,HiRDB Type4 JDBC DriverのsetTRC_NOメソッドに渡されます。
デフォルト値は500です。
uapName
java.lang.String
アプリケーション名称を設定します。設定された値は,HiRDB Type4 JDBC DriverのsetUapNameメソッドに渡されます。
LONGVARBINARY_Access
java.lang.String
JDBC SQL タイプLONGVARBINARY(HiRDBデータ型である列属性BLOB,列属性BINARY)のデータベースアクセス方法を指定します。設定された値は,HiRDB Type4 JDBC DriverのsetLONGVARBINARY_Accessメソッドに渡されます。
デフォルト値はREALです。
SQLInNum
java.lang.Integer
実行するSQLの入力パラメタの最大数を指定します。設定された値は,HiRDB Type4 JDBC DriverのsetSQLInNumメソッドに渡されます。
デフォルト値は300です。
SQLOutNum
java.lang.Integer
実行するSQLの検索項目の最大数を指定します。設定された値は,HiRDB Type4 JDBC DriverのsetSQLOutNumメソッドに渡されます。
デフォルト値は300です。
SQLWarningLevel
java.lang.String
SQL実行時に発生した警告保持レベルを指定します。設定された値は,HiRDB Type4 JDBC DriverのsetSQLWarningLevelメソッドに渡されます。
デフォルト値はSQLWARNです。
DBConnector_HiRDB_Type4_XA_Cosminexus_RM.rarを使用する場合,IGNOREは指定しないでください。指定した場合,Reliable Messagingのキューから取り出すメッセージが破損するおそれがあります。
SQLWarningIgnore
java.lang.Boolean
データベースから返される警告をConnectionクラスで保持しないかどうかの情報を設定します。設定された値は,HiRDB Type4 JDBC DriverのsetSQLWarningIgnoreメソッドに渡されます。
デフォルト値はfalseです。
HiRDBCursorMode
java.lang.Boolean
HiRDBがコミットを行った場合にResultSetクラスのオブジェクトを有効とするかを指定します。設定された値は,HiRDB Type4 JDBC DriverのsetHiRDBCursorModeメソッドに渡されます。
デフォルト値はfalseです。
maxBinarySize※
java.lang.Integer
JDBC SQLタイプLONGVARBINARY型データ取得時のデータサイズの上限を設定します。設定された値は,HiRDB Type4 JDBC DriverのsetMaxBinarySizeメソッドに渡されます。DBConnector_HiRDB_Type4_XA.rarを使用する場合,デフォルト値は0です。
DBConnector_HiRDB_Type4_XA_Cosminexus_RM.rarを使用する場合,デフォルト値は64000です。
DBConnector_HiRDB_Type4_XA_Cosminexus_RM.rarを使用する場合,0は指定しないでください。
LONGVARBINARY_AccessSize
java.lang.Integer
HiRDBサーバに対して一度に要求するJDBC SQLタイプLONGVARBIANRY型データの長さを指定します。設定された値は,HiRDB Type4 JDBC DriverのsetLONGVARBINARY_AccessSizeメソッドに渡されます。
デフォルト値は0です。
XACloseString
java.lang.String
XAクローズ文字列を設定します。設定された値は,HiRDB Type4 JDBC DriverのsetXACloseStringメソッドに渡されます。
XALocalCommitMode
java.lang.Boolean
トランザクションがグローバルトランザクションでない場合にオートコミット機能を有効にするかを設定します。設定された値はHiRDB Type4 JDBC DriverのsetXALocalCommitModeメソッドに渡されます。
デフォルト値はtrueです。
このプロパティはデフォルト値から変更しないでください。
PreparedStatementPoolSize
java.lang.Integer
コネクションプールに割り当てられるコネクションごとのPreparedStatementのプールサイズを設定します。有効範囲は0〜4095です。
デフォルト値は10です。
CallableStatementPoolSize
java.lang.Integer
コネクションプールに割り当てられるコネクションごとのCallableStatementのプールサイズを設定します。有効範囲は0〜4095です。
デフォルト値は10です。
CancelStatement
java.lang.Boolean
トランザクションタイムアウトやUAP強制停止時にステートメントキャンセルを実行するかどうかを設定します。
-
trueの場合
実行中のSQLをキャンセルします。
-
falseの場合
実行中のSQLをキャンセルしません。
デフォルト値はtrueです。
DBConnector_HiRDB_Type4_XA.rarを使用する場合に指定できます。
logLevel
java.lang.String
DB Connectorが出力するログトレースのレベルを指定します。
-
0またはERROR
-
10またはWARNING
-
20またはINFORMATION
デフォルト値は0またはERRORです。
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- 注※
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maxBinarySizeプロパティに設定するバッファサイズを見積もるための計算式は次のとおりです。
- ローカルキューまたは転送キューを使用する場合
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(5000+N+M+L+S)(単位:バイト)
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N=ユーザが設定できるJMSヘッダの設定サイズ
設定するヘッダによって次の値を加算します。
JMSReplyTo:シリアライズしたオブジェクトのサイズ
JMSCorrelationID:半角文字数+全角文字数×3
JMSType:半角文字数+全角文字数×3
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M=JMS定義プロパティの設定サイズ
設定するプロパティによって次の値を加算します。
JMSXGroupID:半角文字数+全角文字数×3
JMSXGroupSeq:100
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L=l+m
l:ユーザ定義プロパティ名のサイズ((半角文字数+全角文字数×3)×プロパティ数)
m:ユーザ定義プロパティ値のサイズ
プロパティの型によって次の値を加算します。
java.lang.String:(半角文字数+全角文字数×3)×プロパティ数
java.lang.String以外:100×プロパティ数
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S=JMSメッセージのペイロード設定サイズ
メッセージのインタフェースによって次の値を加算します。
TextMessage:半角文字数+全角文字数×3
BytesMessage:半角文字数+全角文字数×2
ObjectMessage:シリアライズしたオブジェクトのサイズ
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- 共用キューを使用する場合
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(1000+S)(単位:バイト)
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S=JMSメッセージのペイロード設定サイズ
メッセージのインタフェースによって次の値を加算します。
TextMessage:半角文字数+全角文字数×3
BytesMessage:半角文字数+全角文字数×2
ObjectMessage:シリアライズしたオブジェクトのサイズ
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データサイズには,0を指定しないでください。0を指定した場合,メモリ不足が発生し,J2EEサーバがダウンするおそれがあります。
HiRDBを使用する場合で,サイズの大きいメッセージを送受信するときには,連携先のDB ConnectorのmaxBinarySizeプロパティをメッセージのサイズより十分大きく設定してください。maxBinarySizeプロパティの値が小さいと,メッセージの受信に失敗する場合があります。