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Cosminexus V11 アプリケーションサーバ Cosminexus Reliable Messaging


6.3.1 HiRDB Type4 JDBC Driverを使用してHiRDBに接続する場合

注※

maxBinarySizeプロパティに設定するバッファサイズを見積もるための計算式は次のとおりです。

ローカルキューまたは転送キューを使用する場合

(5000+N+M+L+S)(単位:バイト)

  • N=ユーザが設定できるJMSヘッダの設定サイズ

    設定するヘッダによって次の値を加算します。

    JMSReplyTo:シリアライズしたオブジェクトのサイズ

    JMSCorrelationID:半角文字数+全角文字数×3

    JMSType:半角文字数+全角文字数×3

  • M=JMS定義プロパティの設定サイズ

    設定するプロパティによって次の値を加算します。

    JMSXGroupID:半角文字数+全角文字数×3

    JMSXGroupSeq:100

  • L=l+m

    l:ユーザ定義プロパティ名のサイズ((半角文字数+全角文字数×3)×プロパティ数)

    m:ユーザ定義プロパティ値のサイズ

    プロパティの型によって次の値を加算します。

    java.lang.String:(半角文字数+全角文字数×3)×プロパティ数

    java.lang.String以外:100×プロパティ数

  • S=JMSメッセージのペイロード設定サイズ

    メッセージのインタフェースによって次の値を加算します。

    TextMessage:半角文字数+全角文字数×3

    BytesMessage:半角文字数+全角文字数×2

    ObjectMessage:シリアライズしたオブジェクトのサイズ

共用キューを使用する場合

(1000+S)(単位:バイト)

  • S=JMSメッセージのペイロード設定サイズ

    メッセージのインタフェースによって次の値を加算します。

    TextMessage:半角文字数+全角文字数×3

    BytesMessage:半角文字数+全角文字数×2

    ObjectMessage:シリアライズしたオブジェクトのサイズ

データサイズには,0を指定しないでください。0を指定した場合,メモリ不足が発生し,J2EEサーバがダウンするおそれがあります。

HiRDBを使用する場合で,サイズの大きいメッセージを送受信するときには,連携先のDB ConnectorのmaxBinarySizeプロパティをメッセージのサイズより十分大きく設定してください。maxBinarySizeプロパティの値が小さいと,メッセージの受信に失敗する場合があります。