1.4.2 複数システム間でのアプリケーション連携
自システムと相手システムが共用キューを共有してメッセージを送受信する形態です。この形態は,永続版リソースアダプタだけが利用できます。
自システムのアプリケーションがメッセージを送信するとき,送信用共用キューにメッセージが登録されます。送信用共用キューは定義だけの仮想的なキューです。メッセージが格納される領域の実体は,相手システムにとっての受信用共用キューにあります。相手システムのアプリケーションがメッセージを受信するとき,(相手システムにとっての)受信用共用キューからメッセージが取り出されます。
自システムおよび相手システムは,Reliable Messagingで構築されたシステムです。
複数システム間でのアプリケーション連携を次の図に示します。