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Cosminexus V11 アプリケーションサーバ Cosminexus HTTP Server


4.13.1 イメージマップファイルの文法

イメージマップデータの指定形式には次の3とおりの指定があります。

形状名称 指定値 座標
形状名称 指定値 "説明文" 座標
形状名称 指定値 座標 "説明文"

"説明文"はマップファイルメニュー表示時の説明文,座標は画像の座標を示しています。

形状名称を表4-15に,指定値を表4-16に示します。

表4‒15 形状名称と座標の指定形式

形状名称

意味

座標の指定

座標の説明

base

マップファイル内の相対URLのベースを指定。

なし

default

poly,circle,rectに該当しないで,point指定もない場合のリンクを指定する。

poly

多角形を指定する。点を3〜100個指定する。

x1,y1 x2,y2 … xn,yn

多角形の各座標位置(3〜100点の座標)

circle

円を指定する。中心点と,円周上の1点を指定する。

x1,y1 x2,y2

中心座標と円周上の1点の座標

rect

四角形を指定する。対角の2点を指定する。

x1,y1 x2,y2

対角の2点の座標

point

点を指定する。カーソルに最も近いpointが有効になる。

x1,y1

(凡例)

−:該当しない。

座標の指定で(0,0)を含んでいる場合でも,イメージマップ画像の座標(0,0)をマウスポインタでポイントすると,マップファイルメニューが表示されます。

表4‒16 指定値

指定値

意味

URL

リンク先を指定する。相対ディレクトリの場合,base,ImapBaseディレクティブが有効になる。

map

マップファイルメニューを表示する。

menu

referer

ステータスコード302 Foundを応答する。

nocontent

ステータスコード204 No Contentを応答する。base以外に有効。

error

ステータスコード500 Server Errorを応答する。base以外に有効。