4.4.1 CGIプログラムの定義
CGIプログラムを実行するには,ScriptAliasディレクティブでCGIプログラムがあるディレクトリを指定する方式,AddHandlerディレクティブを使用しファイル拡張子にcgi-scriptハンドラを指定する方式およびSetHandlerディレクティブでcgi-scriptハンドラを指定する方式があります。
httpsd.confで設定する場合は,CGIプログラムの管理のしやすさの点で,ScriptAliasディレクティブによる設定を推奨します。
(1) ScriptAliasディレクティブの指定例
CGIプログラムのパス名を<Application Serverのインストールディレクトリ>/httpsd/cgi-bin/CGIプログラムファイル名とし,これに対してクライアントから/cgi-bin/CGIプログラムファイル名でアクセスする場合
ScriptAlias /cgi-bin/ "<Application Serverのインストールディレクトリ>/httpsd/cgi-bin/"
(2) AddHandlerディレクティブの指定例
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ファイル拡張子.cgiにcgi-scriptハンドラを指定する場合
AddHandler cgi-script .cgi
なお,OptionsディレクティブでExecCGIオプションの設定が必要です。
(3) SetHandlerディレクティブの指定例
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scriptで始まるファイル名に対するリクエストに対して,cgi-scriptハンドラを指定する場合
<FilesMatch ^script> SetHandler cgi-script Options ExecCGI </FilesMatch>