Hitachi

Cosminexus V11 アプリケーションサーバ Cosminexus HTTP Server


3.3.1 環境の定義方法

〈この項の構成〉

(1) ディレクトリ構成

HTTP Serverをインストールしたときの,ディレクトリ構成を次に示します。この構成は変更しないでください。

図3‒1 ディレクトリ構成

[図データ]

(2) コンフィグファイル

HTTP Serverの動作環境を定義するファイルをコンフィグファイルといいます。なお,コンフィグファイルのコメント行以外に,マルチバイト文字およびUnicodeの補助文字は指定できません。また,コンフィグファイルの1行に指定可能な文字数の上限は,8191文字です。

各ファイルの用途を次に示します。

表3‒1 コンフィグファイルの用途

ファイル名

用途

標準提供

httpsd.conf

HTTP Serverの動作環境を各種ディレクティブで定義します。システム管理者が管理します。

mime.types

コンテンツのファイル拡張子とコンテントタイプ(MIMEタイプ)の関連づけを定義します。システム管理者が管理します。

指定形式は,TypesConfigディレクティブの説明を参照してください。

.htaccess

アクセス制御を定義するアクセスコントロールファイル。必要に応じてエンドユーザがアクセス制御するディレクトリ下に作成します(デフォルトファイル名は.htaccess)。

×

Includeディレクティブで指定したファイル

HTTP Serverの動作環境を各種ディレクティブで定義します。システム管理者が管理します。

×

(凡例)

○:標準提供する。

×:標準提供しない。

コンフィグファイルの関連を次に示します。

図3‒2 コンフィグファイルの関連

[図データ]