2.3.1 環境の定義方法
- 〈この項の構成〉
(1) ディレクトリ構成
HTTP Serverをインストールしたときの,ディレクトリ構成を次に示します。この構成は変更しないでください。
(2) コンフィグファイル
HTTP Serverの動作環境を定義するファイルをコンフィグファイルといいます。なお,コンフィグファイルのコメント行以外に,マルチバイト文字およびUnicodeの補助文字は指定できません。また,コンフィグファイルの1行に指定可能な文字数の上限は,8191文字です。
各ファイルの用途を次に示します。
ファイル名 |
用途 |
標準提供 |
---|---|---|
httpsd.conf |
HTTP Serverの動作環境を各種ディレクティブで定義します。システム管理者が管理します。 |
○ |
mime.types |
コンテンツのファイル拡張子とコンテントタイプ(MIMEタイプ)の関連づけを定義します。システム管理者が管理します。 指定形式は,TypesConfigディレクティブの説明を参照してください。 |
○ |
.htaccess |
アクセス制御を定義するアクセスコントロールファイル。必要に応じてエンドユーザがアクセス制御するディレクトリ下に作成します(デフォルトファイル名は.htaccess)。 |
× |
Includeディレクティブで指定したファイル |
HTTP Serverの動作環境を各種ディレクティブで定義します。システム管理者が管理します。 |
× |
コンフィグファイルの関連を次に示します。