jvm.userprf.LogLevel
形式
jvm.userprf.LogLevel={class|package|method|signature}
説明
ユーザ拡張性能解析トレースの出力レベルを指定します。
- デフォルト値
-
jvm.userprf.LogLevel=class
- 前提プロパティ
-
jvm.userprf.Enable=true
引数
- <文字列>
-
ユーザ拡張性能解析トレースのトレース情報のオプション情報(OPT)に出力する,トレース対象のメソッド名の出力レベルを次の文字列で指定します。
- class
-
クラス名
- package
-
完全修飾クラス名
- method
-
完全修飾クラス名+メソッド名
- signature
-
完全修飾クラス名+メソッド名+メソッドの引数の型
上記以外の文字列を指定した場合,デフォルト値となります。
なお,jvm.userprf.ThrowableNameプロパティにtrueを指定している場合,このプロパティの指定によってメソッドの異常出口で,次のようにオペレーション情報(OPR)が出力されます。
-
classを指定した場合:例外またはエラーのクラス名
-
packageまたはmethodまたはsignatureを指定した場合:例外またはエラーの完全修飾クラス名
指定例
パッケージ名「com.sample」,クラス名「ClassA」,およびメソッド名「methodA」のトレース情報を,完全修飾クラス名+メソッド名でトレース情報のオプション情報(OPT)に出力する場合の指定例を次に示します。
add.jvm.arg= -Djvm.userprf.LogLevel=method
トレース情報には次のように出力されます。
-
com.sample.ClassA.methodA