Hitachi

Cosminexus V11 アプリケーションサーバ リファレンス 定義編(サーバ定義)


-XX:[+|-]HitachiExplicitMemoryAutoRefReclaim(HTTPセッションで利用するExplicitヒープの省メモリ化オプション)

〈このページの構成〉

形式

-XX:+HitachiExplicitMemoryAutoRefReclaim

HTTPセッションで利用するExplicitヒープの省メモリ化機能を有効にします。

-XX:-HitachiExplicitMemoryAutoRefReclaim

HTTPセッションで利用するExplicitヒープの省メモリ化機能を無効にします。

説明

HTTPセッションで利用するExplicitヒープの省メモリ化機能の有効,無効を指定します。

無効にした場合は,アプリケーションサーバが作成したExplicitメモリブロックの自動解放の自動予約をしません。

有効にした場合は,自動配置設定ファイルで作成されたExplicitメモリブロックに加えて,HTTPセッションオブジェクトを配置するためにアプリケーションサーバが作成したExplicitメモリブロックに対して自動解放の自動予約をします。これによって,必要なExplicitヒープサイズを減少させることができます。

ただし,有効にした場合,稼働情報の出力内容に注意が必要です。詳細は,マニュアル「アプリケーションサーバ 機能解説 拡張編」の「7.11 HTTPセッションで利用するExplicitヒープのメモリ使用量の削減」を参照してください。

デフォルト値
  • -XX:-HitachiExplicitMemoryAutoRefReclaim

前提オプション
  • -XX:+HitachiExplicitMemoryAutoReclaim

注意事項

このオプションは,JDK11を使用する場合だけ指定できます。