Hitachi

Cosminexus V11 アプリケーションサーバ リファレンス 定義編(サーバ定義)


-XX:HitachiExplicitMemoryLogLevel(明示管理ヒープ機能のログ出力レベル指定オプション )

〈このページの構成〉

形式

-XX:HitachiExplicitMemoryLogLevel:<適用範囲>

説明

明示管理ヒープ機能のイベントログのレベルを指定します。

デフォルト値
  • -XX:HitachiExplicitMemoryLogLevel:none

前提オプション
  • -XX:+HitachiUseExplicitMemory

引数

<適用範囲>
none

明示管理ヒープ機能のイベントログを出力しません。

normal

通常運用での指定を想定しています。Explicitヒープの状態を定期的(GCごと)に出力します。また,Explicitヒープの状態が大きく変化するイベント時に出力します。

verbose

normalの内容に加え,Explicitヒープの状態が変化するイベント時に出力します。ログ量がnormalよりも多くなります。

debug

verboseの内容に加え,一部のイベント発生時の詳細な情報を出力します。ログ量が大量になるため,パフォーマンスが著しく低下します。

注意事項

none,normal,verbose,debug以外の値が指定された場合,次のメッセージを標準出力に出力してJavaVMをリターンコード1で終了します。

Invalid explicit heap log level: -XX:HitachiExplicitMemoryLogLevel:<適用範囲>Could not create the Java virtual machine.(log levels: none normal verbose debug)

このオプションは,JDK11を使用する場合だけ指定できます。