-XX:HitachiExplicitMemoryLogLevel(明示管理ヒープ機能のログ出力レベル指定オプション )
形式
-XX:HitachiExplicitMemoryLogLevel:<適用範囲>
説明
明示管理ヒープ機能のイベントログのレベルを指定します。
- デフォルト値
-
-
-XX:HitachiExplicitMemoryLogLevel:none
-
- 前提オプション
-
-
-XX:+HitachiUseExplicitMemory
-
引数
- <適用範囲>
-
- none
-
明示管理ヒープ機能のイベントログを出力しません。
- normal
-
通常運用での指定を想定しています。Explicitヒープの状態を定期的(GCごと)に出力します。また,Explicitヒープの状態が大きく変化するイベント時に出力します。
- verbose
-
normalの内容に加え,Explicitヒープの状態が変化するイベント時に出力します。ログ量がnormalよりも多くなります。
- debug
-
verboseの内容に加え,一部のイベント発生時の詳細な情報を出力します。ログ量が大量になるため,パフォーマンスが著しく低下します。
注意事項
none,normal,verbose,debug以外の値が指定された場合,次のメッセージを標準出力に出力してJavaVMをリターンコード1で終了します。
Invalid explicit heap log level: -XX:HitachiExplicitMemoryLogLevel:<適用範囲>Could not create the Java virtual machine.(log levels: none normal verbose debug)
このオプションは,JDK11を使用する場合だけ指定できます。