-XX:[+|-]HitachiOutOfMemoryAbort(強制終了オプション)
形式
- -XX:+HitachiOutOfMemoryAbort
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OutOfMemoryError発生時にメモリダンプを出力して,強制終了します。
- -XX:-HitachiOutOfMemoryAbort
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OutOfMemoryError発生時に強制終了しません。
説明
次の原因でOutOfMemoryErrorが発生した場合,標準出力にメッセージを,カレントディレクトリにメモリダンプまたはcoreダンプを出力して強制終了します。
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Javaヒープ不足の場合
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Metaspace領域不足の場合
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Compressed Class Space不足の場合
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J2SEクラスライブラリ中でのCヒープ不足の場合
なお,JavaVM処理中にCヒープ不足となった場合には,このオプションの指定にかかわらず,強制停止します。
- 強制終了時の終了コード
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強制終了した場合のJavaVMの終了コードを次に示します。
- Windowsの場合
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1
- UNIXの場合
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6
なお,UNIXのシェル(shやcshなど)上で実行したとき,終了コードは0x80が加算されて0x86となります。
- デフォルト値
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-XX:-HitachiOutOfMemoryAbort
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出力例
java.lang.OutOfMemoryError occurred. JavaVM aborted because of specified -XX:+HitachiOutOfMemoryAbort options.
注意事項
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-XX:+HitachiOutOfMemoryStackTraceオプションが指定されている場合は,JavaVMログファイルにスタックトレースを出力したあとに終了します。
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このオプションが指定されている場合,java.io.File.deleteOnExitメソッドやjava.lang.Runtime.addShutdownHookメソッドで登録している,JavaVM終了時の処理は実行されないで強制終了します。