-XX:[+|-]HitachiOutOfMemoryCause(例外発生要因種別出力オプション)
形式
- -XX:+HitachiOutOfMemoryCause
-
OutOfMemoryError発生時に,例外発生要因種別をJavaVMログファイルに出力します。-XX:+HitachiOutOfMemoryStackTraceオプションが指定されている場合は,このオプションも設定されます。
出力される要因種別を次に示します。
スレッド数の上限値設定機能(HitachiThreadLimitオプション)を指定していて,作成したスレッド数が指定した上限値を超えた結果,OutOfMemoryErrorをスローする場合。
表14‒7 例外発生要因種別一覧 項番
要因メッセージ
説明
1
C Heap
Cヒープ確保時の例外
2
Java Heap
Javaヒープ確保時の例外
3
Meta Space
Metaspace領域確保時の例外
4
Compressed Class Space
Compressed Class Space確保時の例外
5
Unknown
上記例外を特定できない場合
6
Thread Limit
スレッド数の上限値設定機能(-XX:HitachiThreadLimitオプション)を指定した場合に,作成したスレッド数が指定した上限値を超えたときの例外
- -XX:-HitachiOutOfMemoryCause
-
OutOfMemoryError発生時に,例外発生要因種別をJavaVMログファイルに出力しません。
説明
OutOfMemoryError発生時の発生要因種別を出力するかどうかを指定します。
- デフォルト値
-
-
-XX:-HitachiOutOfMemoryCause
-
出力例
[OOM][Thread: 0x00062fd0]<Tue Dec 2 16:42:39 2003>[java.lang.OutOfMemoryError :(C Heap) : unable to create thread : 340 threads exist]