Hitachi

Cosminexus V11 アプリケーションサーバ リファレンス 定義編(サーバ定義)


-XX:[+|-]HitachiOutOfMemoryCause(例外発生要因種別出力オプション)

〈このページの構成〉

形式

-XX:+HitachiOutOfMemoryCause

OutOfMemoryError発生時に,例外発生要因種別をJavaVMログファイルに出力します。-XX:+HitachiOutOfMemoryStackTraceオプションが指定されている場合は,このオプションも設定されます。

出力される要因種別を次に示します。

スレッド数の上限値設定機能(HitachiThreadLimitオプション)を指定していて,作成したスレッド数が指定した上限値を超えた結果,OutOfMemoryErrorをスローする場合。

表14‒7 例外発生要因種別一覧

項番

要因メッセージ

説明

1

C Heap

Cヒープ確保時の例外

2

Java Heap

Javaヒープ確保時の例外

3

Meta Space

Metaspace領域確保時の例外

4

Compressed Class Space

Compressed Class Space確保時の例外

5

Unknown

上記例外を特定できない場合

6

Thread Limit

スレッド数の上限値設定機能(-XX:HitachiThreadLimitオプション)を指定した場合に,作成したスレッド数が指定した上限値を超えたときの例外

-XX:-HitachiOutOfMemoryCause

OutOfMemoryError発生時に,例外発生要因種別をJavaVMログファイルに出力しません。

説明

OutOfMemoryError発生時の発生要因種別を出力するかどうかを指定します。

デフォルト値
  • -XX:-HitachiOutOfMemoryCause

出力例

[OOM][Thread: 0x00062fd0]<Tue Dec 2 16:42:39 2003>[java.lang.OutOfMemoryError :(C Heap) : unable to create thread : 340 threads exist]