9.2.8 vmi.properties(仮想サーバマネージャプロパティファイル)
- 〈この項の構成〉
(1) 形式
J2SEのプロパティファイル形式です。
(2) ファイルの格納先
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Windowsの場合
<Application Serverのインストールディレクトリ>\manager\vmi\config\
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UNIXの場合
/opt/Cosminexus/manager/vmi/config/
次のテンプレートファイルをコピーして利用してください。
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Windowsの場合
<Application Serverのインストールディレクトリ>\manager\vmi\templates\vmi.properties
-
UNIXの場合
/opt/Cosminexus/manager/vmi/templates/vmi.properties
(3) 機能
仮想サーバマネージャの処理データ格納ディレクトリや,サーバ通信エージェントのタイムアウトなどを設定します。
(4) 指定できるキー
指定できるキーを次に示します。なお「省略値」とは,キーの指定がない場合に仮定される値です。「VR」とは,キーが導入・変更されたアプリケーションサーバのバージョンです。
キー名称 |
内容 |
指定可能値 |
省略値 |
VR |
---|---|---|---|---|
仮想サーバマネージャの処理データ格納ディレクトリを絶対パスで指定します。 ファイルセパレータにはスラッシュ(/)を使用します。 環境を構築済みの状態でこのキーを変更した場合は,仮想サーバマネージャ再起動時に,管理ユニットの情報(定義ディレクトリ,仮想サーバの情報も含まれます),およびアカウントの情報などの仮想サーバに登録した情報がすべて削除されます。 このキーを変更する際に既存の情報を継続して使用する場合は,変更前のディレクトリパス以下に存在するすべてのディレクトリおよびファイルを変更先のディレクトリパスの下にコピーしてください。 |
ディレクトリ名(絶対パス) |
<Application Serverのインストールディレクトリ>/manager/vmi/spool |
08-53 |
|
仮想サーバマネージャと仮想サーバ上のサーバ通信エージェントとの接続で,タイムアウトが発生するまでの時間(単位:秒)を指定します。0を指定するとタイムアウトしません。 |
0〜3600 |
2 |
08-53 |
|
仮想サーバマネージャと仮想サーバ上のサーバ通信エージェントとの間の情報の送受信で,タイムアウトが発生するまでの時間(単位:秒)を指定します。0を指定するとタイムアウトしません。 |
0〜3600 |
2 |
08-53 |
|
仮想サーバ上のサーバ通信エージェントでコマンドを実行する場合に,コマンドの実行で,タイムアウトが発生するまでの時間(単位:秒)を指定します。0を指定するとタイムアウトしません。 |
0〜3600 |
1800 |
08-53 |
|
JP1/Baseと連携してユーザのアカウントを管理するための機能(JP1ユーザ認証連携機能) を有効にするかどうかを指定します。
|
指定できる値を次に示します。
|
false |
08-70 |
(5) 注意事項
仮想サーバマネージャを起動した状態でパラメタを変更した場合は,仮想サーバマネージャを再起動する必要があります。