9.2.7 version.properties(インタフェースバージョン定義ファイル)
- 〈この項の構成〉
(1) 形式
次のようにキーを指定します。
<キー名称>=<値>
- 指定方法
-
-
行頭に「#」を記述した場合,その行はコメントと見なされ,無視されます。
-
値を指定しない場合,その行は無視されます。
-
行頭および行末の空白文字や空行は無視されます。
-
キーと値の間のセパレータには「=」を使用します。「=」前後の空白は無視されます。
-
改行までが値と見なされます。
-
同じキーを複数指定した場合は,最後のキーの値を有効とします。
-
ISO 8859-1の範囲の文字だけが使用できます。
-
(2) ファイルの格納先
-
Windowsの場合
<定義ディレクトリ>\<ティア別定義ディレクトリ>\config\Cosminexus
-
UNIXの場合
<定義ディレクトリ>/<ティア別定義ディレクトリ>/config/Cosminexus
次のテンプレートファイルをコピーして利用してください。
-
Windowsの場合
<Application Serverのインストールディレクトリ>\manager\vmi\templates\version.properties
-
UNIXの場合
/opt/Cosminexus/manager/vmi/templates/version.properties
(3) 機能
定義ディレクトリに登録するファイル群のフォーマットのバージョンを管理するための情報を設定します。意図しないバージョンのアプリケーションサーバが,仮想サーバ上に構築されることを防ぎます。
(4) 指定できるキー
指定できるキーを次に示します。なお「省略値」とは,キーの指定がない場合に仮定される値です。「VR」とは,キーが導入・変更されたアプリケーションサーバのバージョンです。
キー名称 |
内容 |
指定可能値 |
省略値 |
VR |
---|---|---|---|---|
定義ディレクトリに配置する定義ファイル群の構成や,定義ファイル内の情報の形式に対応するバージョン情報です。 |
090000の固定値を指定します。 |
なし |
09-00 |
|
仮想サーバに構築するアプリケーションサーバのエディションです。値は「standard」で固定です。 |
指定できる値を次に示します。
|
なし |
09-00 |