8.2.15 mngsvrutil.properties(mngsvrutilコマンドのサーバ側定義ファイル)
- 〈この項の構成〉
(1) 形式
J2SEのプロパティファイル形式です。
(2) ファイルの格納先
-
Windowsの場合
<Application Serverのインストールディレクトリ>\manager\config\
-
UNIXの場合
/opt/Cosminexus/manager/config/
(3) 機能
mngsvrutilコマンドの実行環境を設定します。
(4) 反映のタイミング
Management Server起動中に設定ファイルを更新した場合,Management Serverの再起動後に更新情報が反映されます。
(5) 指定できるキー
サーバ側定義ファイルで指定できるキーとその内容および指定を省略した場合のデフォルト値を次に示します。
キー名称 |
内容 |
デフォルト値 |
---|---|---|
管理ユーザの認証に失敗した場合に待機する秒数を指定します(指定できる値:0〜2147483647)。 (設定例) mngsvrutil.auth.failed_wait=10 |
5 |
|
HTTPによるアクセスがあったことをログに出力するかどうかを指定します。※1
(設定例) mngsvrutil.auth.log_challenged=false |
true |
|
HTTPによるアクセスを拒否したことをログに出力するかどうかを指定します。※1
(設定例) mngsvrutil.auth.log_denied=false |
true |
|
管理ユーザの認証に失敗したことをログに出力するかどうかを指定します。※1
(設定例) mngsvrutil.auth.log_failed=false |
true |
|
管理ユーザの認証に成功したことをログに出力するかどうかを指定します。※1
(設定例) mngsvrutil.auth.log_succeeded=false |
true |
|
アプリケーション管理方法がV8モードの場合に,JP1/IMの監視ツリーの自動生成で取得する内容にアプリケーション情報を含めるかどうかを指定します。※1
(設定例) mngsvrutil.compat.monitoring_tree=true |
false |
|
サーバがクライアントにセッションを生成して,クライアントから最後にリクエストを受けてからセッションを無効化するまでの最大の秒数を指定します(指定できる値:-2147483648〜2147483647)※2。 (設定例) mngsvrutil.session.max_inactive_interval=10 |
5 |