cjcldumpap(Javaアプリケーションのスレッドダンプの取得)
形式
cjcldumpap [<プロセスID>]
機能
cjclstartapコマンドで開始したJavaアプリケーションのスレッドダンプを,cjclstartapコマンドを実行しているカレントディレクトリに出力します。また,指定したcjclstartapプロセスのスレッドダンプを出力することもできます。
プロセスを指定しない場合,スレッドダンプを出力したいcjclstartapコマンドを実行しているカレントディレクトリで,このコマンドを実行してください。
引数
- <プロセスID>
-
特定のプロセスのスレッドダンプを出力する場合,cjclstartapコマンドのプロセスIDを指定します。引数を指定しない場合,cjcldumpapコマンドを実行したカレントディレクトリから起動したcjclstartapプロセスに対するスレッドダンプを出力します。存在しないプロセスIDを指定した場合,エラーメッセージが出力されて,異常終了します。
プロセスID以外を指定した場合,コマンドの使用方法を表示します。
戻り値
- 0:
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正常終了しました。
- 1:
-
異常終了しました。
注意事項
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cjcldumpapコマンドは,cjclstartapコマンドを実行したユーザ,またはスーパーユーザが実行できます。
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usrconf.cfgのejb.client.directory.shareableに「false」を指定していないでcjclstartapコマンドを実行した場合,引数に<プロセスID>を指定しないでcjcldumpapコマンドを実行すると,エラーメッセージが出力されてスレッドダンプが出力されないことがあります。
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JavaアプリケーションをManagerから起動している場合,またはWindowsのサービスとして起動している場合,スレッドダンプの取得に失敗するときがあります。