auditsetup(監査ログの設定)
形式
auditsetup
機能
監査ログ定義ファイルに指定されたプロパティに従って空の監査ログファイルを出力し,所有者およびアクセス権限を設定します。
監査ログ定義ファイルは環境変数COSMINEXUS_AUDITLOG_CONFで指定されているファイルを使用します。環境変数COSMINEXUS_AUDITLOG_CONFが設定されていない場合は,デフォルトの設定ファイルを使用します。デフォルトの設定ファイルは次のとおりです。
- Windowsの場合
-
<Application Serverのインストールディレクトリ>\common\conf\auditlog.properties
- UNIXの場合
-
/opt/Cosminexus/common/conf/auditlog.properties
監査ログ定義ファイルの指定値と設定内容は,Windowsの場合とUNIXの場合で異なります。監査ログ定義ファイルの詳細については,マニュアル「アプリケーションサーバ リファレンス 定義編(サーバ定義)」の「11.2.1 監査ログ定義ファイル」を参照してください。
引数
なし
戻り値
- 0:
-
正常終了しました。
- 0以外:
-
異常終了しました。
注意事項
-
このコマンドを実行したあと,監査ログファイルを削除(移動も含む)しないでください。削除(または移動)した場合,監査ログを出力したプロセスのユーザおよびプライマリグループが監査ログの所有者となります。
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このコマンドを再度実行する場合,すべての監査ログファイル,管理ファイル,メッセージログファイルおよび例外ログファイルを削除してから,またはこれらのファイルの出力ディレクトリを変更してから実行してください。これらのファイルが残っている場合,実行に失敗します。
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メッセージログファイルの出力ディレクトリが存在しない場合,デフォルトの出力ディレクトリが使用されます。
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監査ログ定義ファイルを読み込めない場合や監査ログ出力ディレクトリが存在しない場合,実行に失敗します。