7.3.12 dump
稼働中の論理サーバのjavacoreを出力します。
サブコマンドdumpに指定できる引数を次に示します。
- (凡例)
-
○:指定できます。
−:指定できません。
- 注※
-
server additionが指定された場合,指定された論理サーバの稼働監視方法はプロセスの存在確認だけに切り替わります。
javacore出力のために実行されるコマンドとjavacoreファイルの出力先について,OSごとに説明します。
- 〈この項の構成〉
(1) Windowsの場合
Windowsの場合にjavacore出力のために実行されるコマンドとjavacoreファイルの出力先を論理サーバの種別ごとに示します。
論理サーバ |
addition指定 |
実行されるコマンド |
出力情報 |
javacoreファイルの出力先ディレクトリ |
---|---|---|---|---|
J2EEサーバ(クラスタも含む) |
なし |
cjdumpsv |
javacore |
<J2EEサーバ作業ディレクトリ>\ejb\<実サーバ名>\ |
CTM |
あり,なし※1 |
hdumpns |
javacore※2 |
<Application Serverのインストールディレクトリ>\TPB\logj\ |
ネーミングサービス |
あり,なし※1 |
hdumpns |
javacore |
<Application Serverのインストールディレクトリ>\TPB\logj\ |
- 注※1
-
addition指定は無視され,稼働監視方法の変更はありません。
- 注※2
-
論理サーバにCTMを指定したときに出力されるjavacoreはCTMデーモンの情報ではなく,CTM用に起動されているネーミングサービスの情報です。
(2) UNIXの場合
UNIXの場合にjavacore出力のために実行されるコマンドとjavacoreファイルの出力先を論理サーバの種別ごとに示します。
論理サーバ |
addition指定 |
実行されるコマンド |
出力情報 |
javacoreファイルの出力先ディレクトリ |
---|---|---|---|---|
J2EEサーバ(クラスタも含む) |
あり |
javacore -f -p※1 |
javacore,core |
<J2EEサーバ作業ディレクトリ>/ejb/<実サーバ名>/ |
なし |
cjdumpsv |
javacore |
<J2EEサーバ作業ディレクトリ>/ejb/<実サーバ名>/ |
|
CTM |
あり,なし※2 |
kill -3 |
javacore※3 |
/opt/Cosminexus/TPB/logj/ |
ネーミングサービス |
あり,なし※2 |
kill -3 |
javacore |
/opt/Cosminexus/TPB/logj/ |
- 注※1
-
gdbのパッケージがインストールされている必要があります。
- 注※2
-
addition指定は無視され,稼働監視方法の変更はありません。
- 注※3
-
論理サーバにCTMを指定したときに出力されるjavacoreはCTMデーモンの情報ではなく,CTM用に起動されているネーミングサービスの情報です。