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Cosminexus V11 アプリケーションサーバ リファレンス コマンド編


mngautorun(自動起動および自動再起動の設定/設定解除)

〈このページの構成〉

形式

Management Serverと運用管理エージェントの自動起動を設定する場合
Windowsの場合
mngautorun [once] {server|agent|both} [-sync [-timeout <同期実行のタイムアウト時間>]]
UNIXの場合
mngautorun [once] {server|agent|both} [-runlevel <ランレベル>] [-sync [-timeout <同期実行のタイムアウト時間>]]
Management Serverと運用管理エージェントの自動起動および自動再起動を設定する場合
Windowsの場合
mngautorun respawn {server|agent|both} [-sync [-timeout <同期実行のタイムアウト時間>]]
UNIXの場合
mngautorun respawn {server|agent|both} [-runlevel <ランレベル>]
Management Serverと運用管理エージェントの自動起動および自動再起動の設定を解除する場合
Windowsの場合
mngautorun -d
UNIXの場合
mngautorun -d

機能

Management Serverおよび運用管理エージェントの自動起動および自動再起動を設定,または設定を解除します。このコマンドでは,次の設定をします。

引数

オプションの指定がない場合,コマンドの使用方法が表示されます。

-d

Management Serverおよび運用管理エージェントの自動起動および自動再起動を無効にします。

once

Management Serverまたは運用管理エージェントの自動起動を有効にします。自動再起動は有効になりません。なお,onceオプションおよびrespawnオプションの両方が省略された場合は,onceオプションが指定されたものとして動作します。

respawn

Management Serverまたは運用管理エージェントの自動起動および自動再起動を有効にします。なお,onceオプションおよびrespawnオプションの両方が省略された場合は,onceオプションが指定されたものとして動作します。

server

Management Serverの自動起動または自動再起動を有効にします。

agent

運用管理エージェントの自動起動または自動再起動を有効にします。

both

Management Serverおよび運用管理エージェントの自動起動または自動再起動を有効にし,運用管理エージェント起動後にManagement Serverを起動するように依存関係を設定します。

-runlevel

自動起動および自動再起動が実行されるランレベルを指定します。ランレベルは複数指定できます。このオプションはUNIXの場合だけ有効です。ランレベルについては,OSのドキュメントを参照してください。

指定例を次に示します。

(例)

-runlevel 23456

オプションが省略された場合は,2が設定されます。

-sync

自動起動または自動再起動時に,Management Serverおよび運用管理エージェントの起動で同期実行を有効にします。UNIXの場合,respawnオプションを指定するときは,このオプションを指定できません。

-timeout <同期実行のタイムアウト時間>

自動起動または自動再起動時に,Management Serverおよび運用管理エージェントが起動するまでの待ち時間(単位:秒)を0,61〜2147483の整数で指定します。0を指定した場合,タイムアウトしないでManagement Serverおよび運用管理エージェントが自動起動するまで待ち続けます。このオプションを省略した場合,同期実行のタイムアウト時間は120(秒)です。UNIXの場合,respawnオプションを指定するときは,このオプションを指定できません。

戻り値

0:

正常終了しました。

1:

実行時エラーが発生しました。

2:

シンタックスエラーが発生しました。

入力例

注意事項