adminagentctl(運用管理エージェントの起動と停止)
形式
- 運用管理エージェントを起動する場合
-
- Windowsのとき
adminagentctl start [-sync [-timeout <同期実行のタイムアウト時間>]]
- UNIXのとき
adminagentctl start [-sync [-timeout <同期実行のタイムアウト時間>]] [-daemon]
- 運用管理エージェントを停止する場合
-
- Windowsのとき
adminagentctl stop [-sync [-timeout <同期実行のタイムアウト時間>]]
- UNIXのとき
adminagentctl stop [-sync [-timeout <同期実行のタイムアウト時間>]]
機能
運用管理エージェントを起動または停止します。
このコマンドは,Administrator権限(Windowsの場合),またはroot権限(UNIXの場合)のあるユーザが実行してください。ただし,UNIXの場合,root権限がない特定のユーザにコマンドの実行権限を設定することもできます。設定については,「mngenvsetup(管理グループの設定)」を参照してください。
引数
引数の指定がない場合,コマンドの使用方法を表示します。
- start
-
運用管理エージェントを起動します。
- stop
-
運用管理エージェントを停止します。
- -sync
-
コマンドの処理と,運用管理エージェントの起動または停止処理の同期実行を有効にします。
- -timeout <同期実行のタイムアウト時間>
-
コマンドを同期実行してから,運用管理エージェントが起動または停止するまでの待ち時間(単位:秒)を0,61〜2147483の整数で指定します。このオプションは,-syncオプションを指定すると有効になります。
0を指定した場合,タイムアウトしないで運用管理エージェントが起動または停止するまで待ち続けます。このオプションを省略した場合,同期実行のタイムアウト時間は120(秒)です。
- -daemon
-
運用管理エージェントをデーモンプロセスとして起動します。daemonコマンドを使用してデーモンプロセスとして起動する場合と同様に動作します。daemonコマンドについては,「daemon(デーモンプロセスの起動)」を参照してください。
戻り値
- 0:
-
正常終了しました。
- 1:
-
実行時エラーが発生しました。
- 2:
-
シンタックスエラーが発生しました。
- 3:
-
同期実行エラーが発生しました。
入力例
-
入力例1
運用管理エージェントを起動する場合
adminagentctl start
-
入力例2
運用管理エージェントを同期実行で起動する場合
adminagentctl start -sync
注意事項
-
運用管理エージェントやManagement Serverの起動に続けて,運用管理コマンドまたはSmart ComposerなどでManagement Serverにアクセスする場合,同期実行を有効にしてください。