cprfflush(バッファ内容の強制ファイル出力)
形式
cprfflush [-PRFID <PRF識別子>] [ -h ]
機能
PRFデーモンに対して,バッファに格納されているトレース情報の出力を要求します。
出力する範囲は,前回ファイル出力したトレースの次のトレースから,コマンドが入力された時点までです。
引数
- -PRFID <PRF識別子>
-
PRF識別子を1〜31文字の英数字,またはアンダースコア(_)で指定します。"TSC"や"tsc",または"CTM"や"ctm"で始まる文字列は指定しないでください。省略した場合は,"PRF_ID"という文字列がPRF識別子となります。
- -h
-
コマンドの使用方法が表示されます。
戻り値
- 0:
-
正常終了しました。
- 1:
-
PRFデーモンが起動していません。PRFSPOOL環境変数が異なっている,または-PRFIDの値が誤っているおそれがあります。
- 2:
-
PRFSPOOL環境変数が設定されていません。
- 上記以外:
-
コマンド処理中にエラーが発生しました。出力されたメッセージに従って対策したあと,再度コマンドを実行してください。エラーメッセージは標準エラー出力,ログファイルに出力されます。資料の取得方法については,マニュアル「アプリケーションサーバ 機能解説 保守/移行編」の「2.4.3 取得方法および調査方法との対応」を参照してください。
注意事項
-
cprfflushコマンドの実行中は,cprfflushコマンドを実行できません。
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要求先のPRFデーモンと同じPRFSPOOL環境変数が設定されている必要があります。設定されていない場合,コマンドがエラーリターンします。