Hitachi

Cosminexus V11 アプリケーションサーバ 運用管理ポータル操作ガイド


13.3.4 Webコンテナの稼働情報監視(稼働情報)

〈この項の構成〉

(1) 機能概要

J2EEサーバ内の,Webコンテナの稼働中の統計情報を監視できます。

なお,次に示す項目は,それぞれの項目に対応した機能を使用したり,またはオプションを指定したりしている場合だけ表示されます。

(2) 表示手順

画面の表示手順を次に示します。

  1. 運用管理ポータルで,[論理サーバの運用監視]アンカーをクリックします。

  2. [サーバビュー]タブ−[論理J2EEサーバ]−[J2EEサーバ]−[<J2EEサーバ名>]をクリックします。

  3. [Webコンテナ]タブをクリックします。

  4. [稼働情報]タブをクリックします。

(3) 操作手順

画面での操作はありません。

(4) 画面詳細

画面に表示される項目について説明します。

HTTPサーバコネクタ

次に示す項目は,V9互換モードでWebサーバ連携機能を使用している場合だけ表示されます。

  • WebサーバとWebコンテナとのコネクション数

    現在値

    最大値

    最小値

  • 稼働中スレッド数

    現在値

    N秒ピーク

    N秒平均値

    最大値

    最小値

  • 実行待ちしているリクエスト数

    現在値

    N秒ピーク

    N秒平均値

    最大値

    最小値

注※

同時実行スレッド数制御機能を使用している場合は「Not Available」と表示されます。

同時実行スレッド数制御機能を使用しているWebアプリケーションの稼働情報の詳細は,「13.12.2 Webアプリケーションの稼働情報(稼働情報)」を参照してください。

また,同時実行スレッド数機能を使用しないWebアプリケーション全体の稼働情報の詳細は,「同時実行スレッド数制御」を参照してください。

インプロセスHTTPサーバ

次に示す項目は,V9互換モードでインプロセスHTTPサーバを使用している場合だけ表示されます。

  • リクエスト処理用スレッド数

    現在値

    N秒ピーク

    N秒平均値

    最大値

    最小値

  • 稼働中スレッド数

    現在値

    N秒ピーク

    N秒平均値

    最大値

    最小値

  • プーリングスレッド数

    現在値

    N秒ピーク

    N秒平均値

    最大値

    最小値

  • コネクション数

    現在値

    N秒ピーク

    N秒平均値

    最大値

    最小値

  • Persistentコネクション数

    現在値

    N秒ピーク

    N秒平均値

    最大値

    最小値

  • Persistentコネクション切断時のリクエスト処理総数

    N秒ピーク

    N秒平均値

    最大値

    最小値

  • Persistentコネクションのリクエスト待ち時間

    N秒ピーク(ミリ秒)

    N秒平均値(ミリ秒)

    最大値(ミリ秒)

    最小値(ミリ秒)

  • 実行待ちリクエスト数

    現在値

    N秒ピーク

    N秒平均値

    最大値

    最小値

  • アクセスを拒否されたリクエスト数

注※

同時実行スレッド数制御機能を使用している場合は「Not Available」と表示されます。

同時実行スレッド数制御機能を使用しているWebアプリケーションの稼働情報の詳細は,「13.12.2 Webアプリケーションの稼働情報(稼働情報)」を参照してください。

また,同時実行スレッド数機能を使用しないWebアプリケーション全体の稼働情報の詳細は,「同時実行スレッド数制御」を参照してください。

同時実行スレッド数制御

次に示す項目は,同時実行スレッド数制御機能を使用している場合だけ表示されます。また,同時実行スレッド数制御機能を使用しないWebアプリケーションの稼働情報がまとめて表示されます。

  • 同時実行可能スレッド数上限値

  • 稼働スレッド数

    現在値

    N秒ピーク

    N秒平均値

    最大値

    最小値

  • 実行待ちリクエスト数

    現在値

    N秒ピーク

    N秒平均値

    最大値

    最小値

  • 実行待ちキューからあふれたリクエスト数

HTTPサーバ

管理用サーバを使用している場合だけ表示されます。管理用サーバを使用するかどうかは,mserver.propertiesで指定します。mserver.properties(Management Server環境設定ファイル)の詳細については,マニュアル「アプリケーションサーバ リファレンス 定義編(サーバ定義)」の「8.2.6 mserver.properties(Management Server環境設定ファイル)」を参照してください。

  • 稼働中スレッド数

    N秒ピーク

    N秒平均値

    最大値

    最小値

「N秒」とは[サンプリング時間]で設定した時間を表します。

[最新の情報に更新]アンカー

画面を最新の情報に更新します。

画面は時間の経過とともに変わります。常に最新の状態でご参照ください。更新間隔を変更したい場合は,「7.4.1 画面自動更新の設定」を参照してください。

(5) 注意事項

Management Serverの稼働情報監視画面では,HTTPサーバ,HTTPサーバコネクタ,またはインプロセスHTTPサーバの稼働情報を同一画面で表示します。この場合,mngsvrutilコマンドで,HTTPサーバコネクタまたはインプロセスHTTPサーバのサンプリング時間に異なる値を設定していると,そのサンプリング時間に指定した時間内のデータが統計情報として表示されます。mngsvrutilコマンドについては,マニュアル「アプリケーションサーバ リファレンス コマンド編」の「mngsvrutil(Management Serverの運用管理コマンド)」を参照してください。