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Cosminexus V11 アプリケーションサーバ 運用管理ポータル操作ガイド


10.7.3 レギュレータの設定

[レギュレータの設定]画面を次の図に示します。

図10‒9 [レギュレータの設定]画面

[図データ]

〈この項の構成〉

(1) 機能概要

CTMレギュレータの情報を設定します。

(2) 表示手順

  1. 運用管理ポータルで[論理サーバの環境設定]アンカーをクリックします。

  2. [サーバビュー]タブ−[論理CTM]−[CTM]−[<CTM名>]をクリックします。

  3. [レギュレータ]タブをクリックします。

(3) 操作手順

画面での操作手順を次に示します。

  1. CTMレギュレータの自動起動プロセス数や設定ファイルのパスを指定します。

  2. [適用]ボタンをクリックします。

    指定した情報が反映されます。

    エラーが表示された場合は,エラーの内容を確認して[戻る]アンカーをクリックします。指定した内容を見直し,再度[適用]ボタンをクリックします。

(4) 画面詳細

画面に表示される項目およびボタンについて説明します。

CTMレギュレータの設定
自動起動プロセス数

CTM開始時に自動的に起動させるCTMレギュレータのプロセス数(ctmstartコマンドの-CTMRegStartオプション)を0〜32767の整数で指定します。CTMはCTMレギュレータの動作を監視し,CTMレギュレータの異常終了を検出すると再開始します。「CTMレギュレータを起動しない」を選択した場合は,CTM開始時にCTMレギュレータは自動開始されません。デフォルトは「1」です。

ORBゲートウェイ

CTMレギュレータのORBゲートウェイ機能を使用するかどうか(ctmregltdコマンドの-CTMAgentオプション)を指定します。デフォルトは「使用しない」です。

  • 使用する

    CTMレギュレータのORBゲートウェイ機能を使用します。

    「自動起動プロセス数」で「CTMレギュレータを起動しない」を指定している場合は,「使用する」を指定してもORBゲートウェイは使用できません。

    なお,バッチアプリケーションを実行するシステムの場合,必ず「使用する」を指定してください。

  • 使用しない

    CTMレギュレータのORBゲートウェイ機能を使用しません。

設定ファイル

CTMレギュレータの設定ファイル(ctmstartコマンドの-CTMRegOptionオプション)をCTM稼働ホストの絶対パスで指定します。

OTMゲートウェイの設定
自動起動プロセス数

CTM開始時に自動的に起動させるOTMゲートウェイのプロセス数(ctmstartコマンドの-CTMTSCGwStartオプション)を0〜32767の整数で指定します。CTMはOTMゲートウェイの動作を監視し,OTMゲートウェイの異常終了を検出すると再開始します。「OTMゲートウェイを起動しない」を選択した場合は,CTM開始時にOTMゲートウェイは自動開始されません。デフォルトは「OTMゲートウェイを起動しない」です。

設定ファイル

OTMゲートウェイの設定ファイル(ctmstartコマンドの-CTMTSCGwOptionオプション)を,CTM稼働ホストの絶対パスで指定します。

[適用]ボタン

指定した情報を反映します。

[リセット]ボタン

指定した情報をリセットします。

起動コマンドオプションは,CTMの起動時に使用されます。