6.1.2 システムの起動方法
ここでは,システム起動の流れの中での,論理サーバの起動方法と,リソースの開始方法について説明します。ほかのプロセスの起動方法については,それぞれ次の個所を参照してください。
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運用管理エージェントの起動方法
詳細は,「4.1.2(1) 運用管理エージェントの起動」を参照してください。
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Management Serverの起動方法
詳細は,「4.1.2(2) Management Serverの起動」を参照してください。
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Management Serverへのログイン方法
詳細は,「7.1.2 ログイン」を参照してください。
- 〈この項の構成〉
(1) 論理サーバの起動
論理サーバの起動方法について説明します。
論理サーバは,運用管理ポータルまたは運用管理コマンド(mngsvrutil)を使用して起動します。論理サーバは運用管理ドメイン単位に一括起動したり,ホスト単位に一括起動したり,個別の論理サーバ単位に起動したりすることができます。
運用管理ポータルを使用する場合,運用管理ポータルの「論理サーバの起動/停止」の画面から起動してください。運用管理コマンドを使用する場合,サブコマンド「start」を指定して実行してください。
運用管理ポータルまたは運用管理コマンドでの論理サーバの起動方法について(a)〜(c)で説明します。
(a) 運用管理ドメイン単位の論理サーバの一括起動
運用管理ポータルまたは運用管理コマンド(mngsvrutil)を使用して,運用管理ドメイン内のすべての論理サーバを一括起動する方法について説明します。
- 運用管理ポータルを使用する場合
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起動順序は,[起動順序の設定]画面で指定した順序に従います。なお,[起動順序の設定]画面に起動順序が指定されていない論理サーバは一括起動の対象外になります。起動順序を設定する操作については,「11.3.5 運用管理ドメイン全体の論理サーバの起動順序の設定」を参照してください。
運用管理ドメイン単位に論理サーバを一括起動する場合,運用管理ポータルの「論理サーバの起動/停止」にある,運用管理ドメインまたは(ルートの)ホストの[一括起動]画面で実行します。運用管理ドメイン単位に論理サーバを一括起動する操作については,「11.3.2 運用管理ドメイン全体の論理サーバの一括起動」を参照してください。
- 運用管理コマンドを使用する場合
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運用管理コマンドの実行形式,および実行例を次に示します。
- 実行形式
mngsvrutil -m <Management Serverのホスト名> -u <管理ユーザ名> -p <パスワード> start allServers
- 実行例
mngsvrutil -m mnghost -u user01 -p pw01 start allServers
(b) ホスト単位の論理サーバの一括起動
運用管理ポータルまたは運用管理コマンド(mngsvrutil)を使用して,ホスト内のすべての論理サーバを一括起動する方法について説明します。
- 運用管理ポータルを使用する場合
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起動順序は,[起動順序の設定]画面で指定した順序に従います。なお,[起動順序の設定]画面に起動順序が指定されていない論理サーバは一括起動の対象外になります。起動順序を設定する操作については,「11.3.5 運用管理ドメイン全体の論理サーバの起動順序の設定」を参照してください。
ホスト単位に論理サーバを一括起動する場合,運用管理ポータルの「論理サーバの起動/停止」にある,各ホストの[一括起動]画面で実行します。
ホスト単位に論理サーバを一括起動する操作については,「11.2.2 ホストごとの論理サーバの一括起動」を参照してください。
- 運用管理コマンドを使用する場合
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運用管理コマンドの実行形式,および実行例を次に示します。
- 実行形式
mngsvrutil -m <Management Serverのホスト名> -u <管理ユーザ名> -p <パスワード> -t <ホスト名> -k host start server
- 実行例
mngsvrutil -m mnghost -u user01 -p pw01 -t host01 -k host start server
(c) 個別の論理サーバの起動
バッチアプリケーションを開始したあとに論理ユーザサーバを起動する場合や,異常終了した論理サーバだけ再起動する場合などに,論理サーバを個別に起動します。運用管理ポータルまたは運用管理コマンド(mngsvrutil)を使用して,論理サーバを個別に起動する方法について説明します。
- 運用管理ポータルを使用する場合
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論理サーバを個別に起動する場合,運用管理ポータルの「論理サーバの起動/停止」にある各論理サーバの[起動/停止]画面で実行します。論理サーバを個別に起動する操作については,「11. 論理サーバの起動/停止」を参照してください。
- 運用管理コマンドを使用する場合
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運用管理コマンドの実行形式,および実行例を次に示します。
- 実行形式
mngsvrutil -m <Management Serverのホスト名> -u <管理ユーザ名> -p <パスワード> -t <論理サーバ名> start server
- 実行例
mngsvrutil -m mnghost -u user01 -p pw01 -t server01 start server
(2) リソースの開始
運用管理ポータルまたは運用管理コマンド(mngsvrutil)を使用して,リソースを開始する方法について説明します。運用管理ポータルまたは運用管理コマンド(mngsvrutil)を使用すると,リソースアダプタを開始できます。
- 運用管理ポータルを使用する場合
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運用管理ポータルの「論理サーバのアプリケーション管理」の[リソースアダプタの開始/停止]画面で,インポート済みのリソースアダプタ一覧から該当するリソースアダプタを選択して開始します。リソースアダプタを開始する操作については,「12.4.1 リソースアダプタの開始」を参照してください。
- 運用管理コマンドを使用する場合
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運用管理コマンドの実行形式,および実行例を次に示します。
- 実行形式
mngsvrutil -m <Management Serverのホスト名> -u <管理ユーザ名> -p <パスワード> -t <サーバ名> start resAdapter <リソースアダプタ名>
- 実行例
mngsvrutil -m mnghost -u user01 -p pw01 -t server01 start resAdapter resadapter01